カントリーパークマーケットに行く
うちの家から車で5分ほどのところに、日本でいう朝市が2か所、開催されているので、大抵、土曜日の午前中は、そこに野菜、果物を仕入れに行く。 この朝市は、半年ぐらいから開催されていて、ほんと近所で嬉しい。いつもは、人が歩いているところなんて見かけない田舎のこの街が、土曜日の午前中は、オークランドから遊びに来ている人も多く、車と人がいっぱい。 ファーマーズマーケトの方は、ちょっと観光客目当ての商品が多く、結構高いので、私は、ちらーっと見るのみ。基本的には、地元でとれたものを売っているのだが、オリーブオイル、チーズ、ワイン、花、野菜、果物、パン、ジャム、ガーリック、や食べ物もチョコレートクッキー、ケーキ、アイスクリームなど。それぞれのブースの後ろには、その人がどうやって作っているか、という作業中の写真が、大きな布にプリントされていて、なかなかいい演出。そして、生バンドなんかもいるもんだから、いい雰囲気なのだ。ここは、将来映画館や、レストラン、ショップもできるらしく、「えっつ?こんな田舎に作って大丈夫?」と思うのだが、できるのが楽しみだ。2005年の夏(年末)には、できるらいいので、あと半年ぐらいか。 カントリ-パークマーケットのほうは、ごじゃれてはいないが、結構、ローカルちっくで、家で作ってきましたみたいなセーターや、ビーズのピアス、木の机やテーブル、子供部屋に飾る絵、笹のデカイ版で編んだ籠、手作りのクリーム、野菜、果物、グリーン。野菜や果物は、作っている人が、そのまま売りにくるので、スーパーで買うより安いし、新鮮なのだ。 ちなみに、今日は、アボガトを見ていたら、普通は黒くなったら食べごろだけど、食べごろも緑のまま、という違う種類のものを見つけた。形は丸に近い形でちょっと大きめ。「味は、こっちのほうがおいしいよ」とおじさん。とりあえず1つ買ってみた。$1.50なり、安い。なんとスーパーでは、1つ$3.95で売っている(安い時は1つ$1ぐらいにはなるが)。あとは、500Gのトマト$3、袋にいっぱい入ったみかん$2、をゲット。 ここは、別名ホースパーク(ジェイドが付けた)と言って、馬を乗る場所、レストラン、アートの展示、焼物、そして、公園がある。いつも、、2日に1回はここにきて、子供も遊ばせている、、(あっつ、公園の話はまた別の日に、、)。 大体、毎週同じものが売っているのだが、微妙に店が違っていたり、それこそ、野菜や果物は、季節によって変わるので、楽しい。今、味覚の秋なので、フルーツは、パッションフルーツ、みかん、タマリロ(皮は赤く、実は白黄色い、甘みは少ない。うーん、まずくはないが、あんまり好きじゃないな。が、うちの母いわく、癖になりそうな味。)、フィジョア(皮は、黄緑、実は黄色い。なしとメロンを足しで割ったような味?香りがよく、フィジョアのワインなんかもある。結構おいしい)ぶどうもあったけど、1,2週間前に終わったな。そう、ここでは、季節のものは、基本その季節でないと食べられないのだ。これこそ、ナチュラル。日本なんて、1年中なんでも食べられるのだが、もちろんそれも便利でいいが、ナチュラルに目覚めた私は、「今しか食べられない」ということを、貴重に思い、ありがたくいただける。そして、季節を感じ、恵みをもたらせてくれた、大地と太陽に感謝する、、。