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April 2, 2007
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カテゴリ:sweet days
我が家には、覗き魔が出没する。
それは変質者のオッサンでもなく、ご主人様でもなく、この私である。
一日の殆どを、一人で過ごしている私。夕刻を過ぎると、一人で居ることが寂しくなる日がある。
そんな日は、かまって欲しくて、入浴中のご主人様を浴室のドアの隙間から覗き見してしまうのだ。
(けっして、ご主人様の裸体を拝みたくて覗き見をしているわけではありません)


「うわっ!覗き魔が居る!!」


「だってぇ~」


「なんね、寂しかったんね?」


「うん」


「遊ちゃんがまだ帰ってこーんっち?」


「うん」


「ごめんな。
いつも帰りが遅くって」


「お仕事だもん、仕方ないよ」


「いつから寂しかったんね」


「3時ぐらいから?」


「早っ!!
普通は8時過ぎてからぐらいやろ」


「いや、今日は早い時間から、一人は寂しい病に掛かった」


「今日は何をしよったんね」


「今日はねぇ~…」

浴室のドアを開け放ち、こんなふうに互いの一日の出来事を報告し合う。
仕事で疲れてるから、風呂ぐらいゆっくり浸かって、リフレッシュしたいと思っているだろうに…。
それなのに、私の実にくだらないお喋りに、とことん付き合ってくれる。あなた様には感謝してます。
一緒に居る時間が長いと、鬱陶しいと不貞腐れるのに、短くなると寂しがる。我が儘な女です。
ごめんね。でも、こうしてあなたとお喋りしてる時間が、一日のうちで一番好きな時間なんだよ。
こんな我が儘女の愚行を、毎回笑って許してくれて、ありがとう。あなたのことが『大』好きです





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Last updated  April 2, 2007 04:58:39 PM
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