今日は知人とお食事。
恵比寿のフレンチ『レスプリ・ミタニ』行ってまいりました
恵比寿ガーデンプレイスの裏手あたりにあります。
お料理の構成はオードブル２品にメインと言った感じ。

まずはアミューズに『厚岸産の生牡蠣』をいただきました。


夏に浜中に行った際、採れたての牡蠣をたくさんいただきましたが、やはりこの時期の牡蠣は格別ですね！
食前酒でいただいたシャンパンともよく合いました。
実は一皿目を鮟鱇か生牡蠣かで悩んでいたら、生牡蠣をアミューズにしていただけました。
こんな心配りが嬉しいですね。

そしてまずは『鮟鱇のゼリー寄せ・あん肝付き』。


鮟鱇って食べるのが面倒で、あまりセレクトしないのですが、これは美味しいところだけをお皿に盛りつけてくれた感じ！
何より旨いのがあん肝！！
高い値段で下手なフォアグラを食べるならやっぱり旬の食材を食べると美味しいですね！

そして二皿目は『スープ・ド・プワゾン』いわゆるお魚のスープですね。
チーズを乗せたバゲットを浮かべていただきます。


魚の旨みが・・・、いやいやお魚そのものが溶け込んだ魚好きにはたまらないお味です。
そしてスープのしみこんだパンがまた旨い。お皿の最後までさらって食べました。
個人的にはご飯を入れて煮込みたいなぁ～、なんて邪道な事を考えていました。

そしてメインは『青首鴨のロースト』。合鴨じゃありません！
写真で解りにくいですが、一羽まるまる焼いてくれます。


そして切り分けてくれました。


噛めば噛むほど旨みがにじみ出てくる。やっぱり旨い肉の醍醐味ですね！
口の中で溶けるような肉が最近は人気ですが、やっぱりこのように噛みしめて食べると、自分の中で血となり肉となるのを感じられます。
人間本来の【食べる】事を思い返させてもらえます。

そして、鴨と言えば定番の付け合わせ『ジャガイモのグラタン』。
今日もしっかりチーズを食べてます。


赤ワインは鴨にあわせ、シャトー・ヌフ・デュ・パプ'05・ドメーヌ・ド・フェランです。自然はワインですね。
ちょっと若いのかな？とも思いましたが、抜栓も早めにしてくれ、またこのようにゆっくりとした時間の中で飲むにはピッタリのワインでした。


食後のチーズも勧められましたが、グラタンも食べてお腹もだいぶ膨れたのでパスしてデザートへ。
デザートは『タルト・オ・ショコラ』。


食後酒はチョコに合わせて２種類チョイス（何故２種？）。
シャンパーニュ地方のVDL、ラタフィア。甘いもの好きの酒好きのくせに飲んだことありませんでした。
マール・ド・シャンパーニュで酒精強化をしているそうで、香りもとっても上品。


もう一品はカルバドス。私の中ではチョコとカルヴァドスは王道です！！


何が嬉しいって、気さくなサービスで非常に心休まる時間を作っていただけました。
お店が空いていたお陰もありサービスの方ともたくさんお話しをさせてもらえました。
仕舞いには『酵母と発酵』で盛り上がり、どこに行っても結局これだなぁとしみじみ。

帰り際には『お酒とおつまみだけで来ていただいてもいいですよ』と仰ってくださいました。
ぜひまた次は違う季節に行ってみたいです。