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カテゴリ:ワイン
先日は、北海道ワイン(おたるワイン)にも訪ねてきました。
小樽ワインのソムリエ、阿部さんとは私が新得で営業を始めた頃からの付き合いになるのでもう4年以上でしょうか。 ずっと「工場にお伺いします」と言い続け、結局実現せずじまいだったので、こちらも少々強行スケジュールで訪ねました。 10月のワイナリーと言えば、ブドウの収穫で大忙しの時期! そんな時に訪ねてしまい申し訳ないと思いつつ、この時期しか見られない慌ただしい工場の様子も窺い見る事ができました。 ちょうど案内して頂いたその矢先にもブドウはどんどん運び込まれてきました。 こちらは、フルーティーな白ワインで人気のナイヤガラです。 ちょこっとつまみ食いしたブドウもとっても美味しい! ブドウはクレーンで運び込まれていき、そのクレーンには“秤”も付いていて、収穫量がわかるようになっています。 案内をされるままについていくと、大きなステンレスタンクがずらりと並んでいました。 これらのタンクの回りには水が流れていました。 地下水を汲み上げ、冷水を流す事により冷やすための電力を使わなくて済むそうです。 そうこうしている間に、外にはタンクローリーが到着。 「ん?集乳車?ミルク?」 そう、このトラックは道内あちらこちらで見かける、集乳車そっくり! お話を聞くと、ここから離れている鶴沼ワイナリーのブドウは、収穫してすぐに搾汁し、ジュースの状態にして工場に運んでくるそうです。 以前はブドウのまま運んでいたそうですが、ブドウのままよりジュースにしてしまった方が鮮度も保て、また効率も良いとの事! そして、このタンクローリーも、集乳車の払い下げだそうで、後ろにはかすれた文字で「牛乳」と書かれていました(^^; 規模は日本一の畑を持ち、最近は、人気漫画で取り上げられたり、天皇陛下が晩餐会でおたるワインを飲んでいたと記事が出たりで、とっても人気になっています。 どうしても、目に付く記事ばかり取り上げられますが、北海道ワインの歴史は苦難の連続。 社長の嶌村氏も30年前に他業種からの転身で大変ご苦労をされています。 そんな苦労を乗り越えたからこその今の輝きがあるのだと、改めて実感しました。 市場に出回っているワインは、デイリーワインクラスばかりですが、中には世界でも高い評価をされているワインがいくつもあります。 「同じ値段を出すならフランスやイタリア・・・」 と仰る方が多いですが、国産も悪くないです! ぜひ一度お試しになってはいかがですか? そうそう、近々『ザ・ベストハウス123』で北海道ワインが紹介されるようです。 北海道ワインでは、日本で唯一の“ハーベスター”と言う大型収穫機を備えていて、それが取り上げられるらしいです。 ぜひ、こちらもチェックしてくださいね! 北海道ワイン http://www.hokkaidowine.com/index.shtml お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Oct 13, 2008 07:32:58 AM
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