|
カテゴリ:韓国
「冬のソナタ」で一躍人気者になったヨン様主演のドラマ「愛の群像」(原題は「私たちは本当に愛したのだろうか」1999年制作)。 幼い頃、母親に捨てられ、水産市場で仲買の仕事をしながら妹の面倒を見ていたカン・ジェホ(ペ・ヨンジュン)。 大学では派手な車で通学し、周囲からは裕福な家の青年だと思わせていた。 愛を信じることを知らずに育った彼は、裕福な家の娘と結婚して出世したいという野望のために、社長令嬢であるチョ・ヒョンス(ユン・ソナ)に近づくが、大学で非常勤講師をするイ・シニョン(キム・ヘス)と知り合ってからは、真実の愛を知るようになる。 二人の間に立ちはだかっていた壁を乗り越えようとしたときに、あまりにも残酷な運命がカン・ジェホを襲ったのだった。 このドラマのヨン様は、「冬のソナタ」のお金持ちで知的で優しいミニョンとは違って、ホテリアで演じたシン・ドンヒョクのような、クールで冷酷な男を見事に演じていました。 真実の愛に気づいてからの彼の穏やかなカン・ジェホは魅力的でした。 ヨン様はやっぱり知的な役がとっても似合いますね~。 日本の俳優でこの役を出来る人っているのかしら??思い浮かばない・・・。 「愛の群像」は全44話ということで、登場人物も非常に多く、一人一人のセリフに頷きながら 見入ってしまったドラマでした。 「冬のソナタ」でさえ、全20話と聞いたときは、日本のドラマ放送回数約12回というものが 当たり前・・だと思っていただけに、当時かなり驚いたものでした。 今では、週2回も放送があり、コマーシャルも途中で見ることもなく、60~70分どっぷりと ドラマに集中できる韓国ドラマのシステムがとてもうらやましく思ったり。 韓国ドラマというと、有り得ない設定・・が多いのも事実ですが、日常生活をテーマにしたホームドラマもかなり多く見られます。 貧しい人を対象としたドラマでは、オンボロ長屋や鍵もついていないような部屋に住んでいたり、洗髪もビルの屋上でタライ一つで洗っていたり・・・とちょっと驚くシーンもありますが、その中でも、日本のドラマではあまり取り上げらない結婚に反対する両親のすさまじい場面でしょうか・・・。 「愛の群像」でも、カン・ジェホが両親がいない孤児だというだけで、シニョンの両親は娘を部屋に軟禁するほどの大反対!他のドラマでも、女性が年上だから、大学を出ていないから、占いでよく言われなかったから・・などと反対される理由がものすごい(笑)。 顔つきは似ているのに、考え方や話し方にも大きな違いがある韓国人と日本人。 文化や習慣の違いを知る上で、やはり韓国ドラマを見るのは面白い。 「愛の群像 MV」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年06月27日 21時48分38秒
[韓国] カテゴリの最新記事
|