007も傷だらけ 凶暴化する妻
2012年9月21日(金)10時0分配信 日刊ゲンダイ
「007も妻にはかなわない」と話題になっているのが英俳優、ロジャー・ムーア(84)のDV告白騒動。
彼は過去に4回結婚しているが、最初と2人目の妻にティーポットを投げつけられたり、ギターで殴打されたりしたという。
ムーアが傷だらけなのを見て母親がショックを受けたというから尋常じゃない。
こうした“凶暴女”は日本でも増えている。
おととい(16日)は横浜市で60歳の妻が夫婦ゲンカの末に包丁3本を持って夫(75)を追跡して逮捕された。
8月末には埼玉県で21歳の妻が夫(33)の背中を刺して捕まっている。
妻は「話をしたが無視された」と供述。
無視だけでブスリとは恐ろしい話だ。
女性たちはなぜ凶暴化するのか。
明大講師の関修氏(心理学)が言う。
「女性は男性より生きるためのエネルギーが強いのです。
わが子を守るために必死で戦うし、非常事態に火事場のバカ力を発揮します。
もともと暴力的になりやすいのです。
だが、日本では“女の子はおしとやかにしなさい”と教えられてきた。
女性が自立するようになって制約は弱まり、同時に男性が弱くなってきた。
その結果、女性が増長して強くなり、アクティングアウト(短絡的な行動)に出るようになったのです」
女性は自分が非力なことを認識しているため、無意識のうちに刃物で武装する。
大半の女性は夫に不満を抱くと、買い物や浮気でストレスを発散するが、それができない人が爆発するという。
「凶暴化する女性は“夫だから当然でしょ”と高圧的に何かを要求するのが特徴です。
夫への不満が高じると身なりなどに気が回らなくなるので、妻が部屋を散らかしたり、化粧に手を抜くようになったら赤信号です」(関修氏)
結婚生活も命がけになってきた。