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カテゴリ:旅行
【日帰り家族旅行】
今日はリバティー・マウンテン・リゾートに日帰りで行ってきた。 我が家から運転で北へ1時間という距離なのだが、実はペンシルバニア州にある。 ビデオカメラで遊んでいたら、Mason-Dixon Line メイソン・ディクソン・ライン(ペンシルバニアとメリーランドの州境・アメリカ南北を分ける線)を見逃してしまった・・・。 地図をみてメリーランド州が「南部」だと思った人はあまり居ないだろう。 (私も歴史で習った割には度忘れしていた!) 2週間前に電話した時予約はとれなかったが、今日は行き当たりばったりか 周囲のホテルに1泊でもしてリバティー・スキーを楽しもうと思ったのだが、 このリゾートは日本で良く行っていた栃木の嬬恋スキー場より規模が小さかったような気がする。 なので、距離的にも近いので、わざわざ泊まらなくても、という理由で帰ってきた。 最近の日本のスキー場はどうか知らないが、アメリカではスキー、スノーボードの他にスノーチュービングが出来る。チュービングとはゴムタイヤに乗ってレーンに分けられたゲレンデを滑り降りる遊び。これがまだスキーが出来ない子供や大人に大ウケなのである。もちろんスキーは出来ても子供がいるからスキーを楽しめない親にも最適・・・(誰のことやら) →リバティーでは確かスキーする間、子供を預けられる施設も備わっているのだが、家族旅行なのにそれはヒドイかな、と思って今回は「遠慮」した。(笑) さて、リバティーに着いたのは良いが、スキーと違い、チュービングは時間ごとに人数制限がある。 (人の数とタイヤの数が合わないと意味がないので) この大統領記念日の3連休は一番忙しいシーズンだそうで、着いたのは11時半だが、チケットは2時からのしかなかった。 それならそれでピザとホットココアでも頂きながら時間を潰そうということになったのだが、前に並んでいた男の子3人の家族の40前半だと思われる父親は猛烈に怒っていた。「なにぃ~!! せっかく来たのに2時まで待てだと? 子供をどうやって説得しろというんだ!!」(―"―#) あんたねぇ、いい年して自分の子供を説得できないの? なんて内心思ってしまった。。。(注: 子供は「説得」というより、「言いくるめる」というほうが正しい。40代で3人の子を持ちながらその技を極めていないのがおかしいのだ) 当の子供さん達(推定9、7、5歳)は皆んな時間なんてあまり実感がないのだろう。お父さんが一人で怒っているのをやっぱりあっけにとられて見ていた。 スコットも「仕方がないことだよ、こればっかりは」とボソッ・・・。 そのお怒りの男性(歯並びが微妙な人だった←私は何を見てるんだか)の後のもうひと家族も怒って受付のお嬢さんに「長距離来たのよ、なぜ2時まで待たせるの?!」とテコでも動きそうにない。カスタマー・サービスは本当にご苦労様である。。。(タイヤが足りないのは彼等のせいではないのに) 理屈が通らない困者なお客様は何処にでもいる様だ。5連休のスコットもこの後味悪いお客さんたちを見て自分の対応の仕方とか考えていたのだろうな、と思ったり。 【ゲレンデの天使と悪魔】 ピザを食べたり、ホットココアを飲んだりしているうちに、アッという間に2時近くになった。間にキーちゃんとケイちゃんをトイレに連れていったりするのでそこでかなり時間が潰せた。 スキーウェアはレヤーがスゴイ。帽子・マフラー・ジャケット・セーター・スキーパンツ・スパッツなどを(自分の分も含めて)脱いだり着たりなので、それだけで体力消耗してしまう。 2時には目出度く(?)皆んなでチューブをそれぞれ手にし、スコットとケイちゃんは一足先にリフトに並び、私はキーちゃんとキディー・コースへ。 ケイちゃんはスキーウェアがすごく似合い、ゲレンデではすごく映えていた。 チュービングは初めてだったのだが、怖じ気付くかと思っていたらその正反対。 度胸たっぷりの滑りぶり。チューブにうつぶせに乗っかり、粉雪が舞い上がる真っ白なコースを直滑降する姿はまさに天使だった。滑っている時の顔には比喩しがたい至福の表情。 キーちゃんは雪で遊べるのが嬉しく、チューブに入ったり出たりと忙しい。 入った時点でチューブに着いているストラップとリングを持って坂の上まで登り、 コースをかけ降りる。小さい子供はみんな大はしゃぎ。キーちゃんも楽しくて仕方がないらしく、 「マミー、走って! 走って!」と私を促す。 こっちは寒いと思って着込んでいるスキーウェアが次第にサウナとなっていた。30mもないコースなのだが、行ったり来たりしているうちにマラソンでもしてるかのような心境。。。となりにいるママは2人も引き摺って走っている。お互いに「がんばってね!」なんて励ましあった。 まるでサンタのソリを引くトナカイである。 スコットと交代でキーちゃんと遊んでいたのだが、その内、キーちゃんは飽きてきたのか、チューブから這い出してコースの雪を食べだし始めた。人工雪を食べているということは別として、鼻水たらし、しまいには手袋とブーツを脱ぎ出した。人の目を気にしながら体を反らせて抵抗するキーちゃんをコース外に連れていき、手袋とブーツを履かせようとしているうち、泣き出した。 それもスキー場ならではの音の響き方。ウォ~ンというキーちゃんのハスキーな鳴き声が辺りに轟き、子連れのファミリーも心配でこちらを見ている。当の私は冷静に2、3mほど離れて立っているのだが、穴に潜って隠れてしまいたかった。 まるで告げ口されている心境。キーちゃんは一度泣き出すとなかなか諦めない。泣きながらスコットを探しだし、ゲレンデを二人で行ったり来たりすることになった。(え~ん、私が泣きたいくらいだ) ゲレンデの天使がケイちゃんなら、今日のキーちゃんは大恥じかかせる(小)悪魔であった。何人かの子連れのファミリーが近くに寄ってきては同情してくれたのは嬉しかったが、「僕も経験済だよ。Don't worry!」と後ろから明るい声がかかり振り向いたら、なんと、チケットカウンターで切れていたあの幼稚な父親だった。 当の彼はチュービングの真っ最中でウキウキが隠せない顔。さては列の後ろで恥ずかしい姿をしっかり見た家族だとは気づいていないのだろう。「ありがとう」と愛想をこめて言ったのだが、内心はあんたと一緒にしないでよね、と悪態をついていた私であった。(;^.^A" ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 帰ってきてからはひじき、ご飯、生姜焼き、ジャガイモと玉ねぎの味噌汁、とまだ浅漬けの白いキムチがディナーになりました。キムチはあとちょっとが食べ頃という漬け状態。私たちは結構すっぱいのが好きなのであと2、3週間したら完璧。 日本のスキー場に旅行していた頃は温泉や大浴場があり、食事が出るホテルが当たり前だったから、ここではスキーがちょっともの足りないかな。だから帰ってきてからいきなり和食を作ってしまったのだろうと思います。お風呂も温泉の素を入れて上ぼせながら読書をしました。 キーちゃんは実は、はしゃぎすぎて疲れてたのでした。喉も乾いていたので飲み物を少しあげて抱っこしたらコロっと寝てしまってました。。。二人目だからといって余裕♪ではないんですよね・・・! (お粗末さまでした) もうひとつのNG: デジカメを忘れ、ひとつも写真が撮れませんでした! (号涙) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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