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テーマ:海外生活(7775)
カテゴリ:Parenting
昨日に引き続き、話題をしぼれない日記その2。
★同僚ヴェラ★ 会社で唯一仕事が出来る女として仲良くしているウクライナ出身のヴェラ。 彼女のオフィスにコーヒーマグを持って遊びにいくと、いつも電話で ロシア語を話している。私はロシア語の響きが好きだ。スムーズな英語や日本語 と違い、とても口を動かしているのか(?)話し甲斐がある言語だと思う。(笑) それに、ちょっと前に出たロマノフ王家の行方不明のプリンセス、Anastasia のアニメ映画のお蔭でロシアの文化というものに興味があることも。 ヴェラはIT課のプログラマーで私と同い年。一人息子のダニールはもう12歳。 ご主人は50歳というちょっとギャップのあるカップル。 そんな彼女が妊娠していたことが2ヶ月位前に彼女から内緒で聞かされた。 話してくれたとき、とっても落ち込んでいた。計画していなかったため、 ご主人と共にどうしよう・・・とショックだったらしい。 アメリカのデイケアの費用は日本とかけ離れた値段だと言っても良い。 早朝6時半から午後3時半というスケジュールを保っている彼女、これから どうしたら良いか、心底迷っていたけれど、最近はもうすっかり開きなおって ハッピーに出社している。最近のソノグラムでは女の子だということが 分かり、男女ひとりずつ*欲しかった*私としては「いいなあ♪」という 心境である。 ★コンニム★ 今朝コンニムから電話があり、明日のディナーはお預けとなった。 学生のリサイタルがあるらしく、同じ科の者として出席しなければならないし、 彼女も将来の卒業課程のリサイタルの視察ということにもなる。 私も一昔前にリサイタルやコンサートで夜が埋まっていたのを覚えている。 もちろん、聞きたくない人のコンサートにだってプライドを捨てて行くのである・・・ と、遠い昔の思い出話は良いとして。 コンニムとのディナーは来週の水曜に変更となった♪ せっかくのミートソースは今日半日フリーになった私とケイちゃんは ラザニアとナスのパルミジャーノを二つ作ってしまった。 ★しつけ vs 甘やかし★ 今日のケイちゃんはママが早く退社したからなのかそれとも自らの努力なのか 両方なのか分からないけれど、宿題・読書をさっさと終え、ディナーの 準備も進んでお手伝い。とても嬉しい日だった。 ここ最近彼女に対する厳しさ等に戸惑っている自分があるけれど、 色々考えているうちにある事を書きたいと思った。 それは・・・しつけ vs 甘やかしの事。 私が幼かった頃、よく母は「日本人は子供を甘やかしすぎる」と言っていた。 逆に母は厳しく、イトコ達にも恐れられていた存在だった。 →当時、私達の周りには本当に子供の言いなりになっている母親が多かったのは 事実。でもこれは国際結婚で苦労した私の母の偏見でもある。 文化的、習慣的な違いは別として、何が基準で甘やかしやしつけになっているのだろう。 よく街中で目に(耳にする)大人同士の会話: 「見て、あの人、子供のしつけがなってないわね」とか 「ひどいわ、あの人、子供が可哀想」とか 「あんな親だからあんな子供なのよ」とか。聞いていてムカつく 私でさえ、自分の子をしつけているのを虐待でもしているような気持ちになって しまうのだ。 さらに: 優しい口調やポジティブ派・ラブラブ派なら「甘やかし」ていることになるのだろうか。叱らないと「しつけ」にならないのだろうか。 時代・世代によってどんどんしつけというものも変わってきている。 私が日本の中学に行っていたとき、教師のげんこつ、竹刀で叩き、○○中学 名物の「もみじまんじゅう」とかなんとか行って平手打ちされるのが 当たり前だったものだ。偏差値が高い不良もいない○○中学でも こうなのだから、地方の方になったらもっとひどかったに違いない。 最近の日本はどうなのかは詳しくは分からないけれど、アメリカは特に 学校や公の場で教師や親の行動にセンシティブになっている。 よって、態度の悪い生徒やあきらかに非がある子供をちょっとでも 叩いたら、それは暴力となり、教育者がクビになったり、親が警察に 密告されたり。もちろん、人によって一度叩いたらエスカレートして 本当に暴力になりかねない、ということはある。 私は学校でケイちゃんが先生にぶたれたりしたら親として絶対にイヤだと は思う。けれど、学校で掟や教師にたいして恐れ・尊敬しない生徒は 増えるばかり。ここで家庭でしつけをしなければどうなるだろうか。 最近の世代は共働きが多いし、なかなか子供のことを見てあげられない親が 沢山いる。学校や担任まかせにしている人も大勢いると思う。 こういった子供達の危機を感じるのは私だけではない。 そういった恐怖心もあり、ケイちゃんには甘ったれた態度を持って欲しくない 私がある。実際、彼女はしっかりしているほうで、学校でも好感度が高い。 それはそれで嬉しいけれど、学校ではちやほや、家では叱られる(?)という バランスはどうかと・・・(;^^A” 難しいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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