|
テーマ:海外生活(7775)
カテゴリ:Parenting
【親同士の醜い争い事】
木曜日はケイちゃん4年生最後の日。ストレートAではなかった成績だけど、 それでも優秀賞(Honor Roll)やその他賞状を貰って帰ってきた良い日でもあった。 終わりは良かったのだけど、実はその朝、スクールバスを待つ間にハプニングが あった。 スクールバスの場所にキッズを連れて待っていると、前の晩に家に相談があった イザベラの両親が、敵対しているエリンの母と対決するべくお互いの車から出て 向かいあうはめになった。夫は事情を知っていたので仲介するべく子供たちと 一緒に合流した。 長い話を短くする為にここでちょっとバックグラウンドを: ―イザベラはラテン系の5歳の幼稚園児。 ―エリンはインドネシア人の5歳の幼稚園児。 ―前日スクールバスでちょっかいを出されていたイザベラが「うるさい!」と 叫んだら、エリンが誤解して自分が言われたのだと思い、母親に訴える。 ―エリンの母は「ヒスパニックはみんなトラブルメーカーよ」等とイザベラに直接 クレームをつける。 ―その晩、イザベラの隣に座っていた一部始終を知っているはずの家のケイちゃんの 親(夫)にイザベラの母から悩みを聞かされた。 ―夫は差別的な発言は悪いが、エリンの母は隣の家の住民達(ヒスパニック)には本当に 悩まされており、それがストレスになっていて彼女に当たったのかも知れないけれど、 実際には子供たちは勘違いしているだけであるとなだめようとした。 と、いうわけなのだけれど。 結局はラテン系とアジア系の大喧嘩となり、あることないことを 大声で擦り付け合いとなってしまったのだ。 ここで私がこの場に居合わせてなくて良かったと思うのは、アジア系として同意を 求められていたかも知れないし、あるいは、グルになっているとして一緒に 巻き込まれていたかもしれない。 同じマイノリティとして嫌なのは、なぜ問題があるとかならずマイノリティであることを 第一の原因にするのだろう。地域構わずに見られる傾向だが、この地域の強い特色である。 両側それぞれエスカレートして後ろに引けないほど追い詰められていたのだとは 思うけれど、なぜ大勢の子供達や親達の前でこんな戦いをするのだろうか・・・ 人種差別や人を傷つける発言はこうして子供たちに知らず知らずのうちに植えつけて いるのだということに気づかないのだろうか。 エリンもイザベラも可愛らしい、たったの5歳の女の子達だというのに。 ちょっとしたバスでの男の子のいたずらが親同士の敵対の原因になってしまった。 学校の最後の日に起こり、気まずい終わり方だったけれど、最初の日でなくて良かった とは思える。夏休みの間にみんな忘れてくれていることを願っています。 P.S.それにしてもディナーの最中にキッズがそれぞれ「誰々が○○」って 言ったんだよ(◎◎;)と恐ろしそうに語ってくれるのが可愛く、そして切なかったです。 (ここで「だから子供のうちから喧嘩は気をつけないとね」等とフォローしてみたり しましたが・・・) 【キッズ】 さて、うちの「キッズ」です。 なぜかケイちゃんにはメロメロなスキットルズ。なぜ私にはずーっと一緒に 座ってくれないの~? この至福の顔、なんとも言えません。↓(笑) 【ガーデン】 ガーデンのブルーベリー、そろそろ実が大きくなってきました。 あと2週間くらいで食べごろでしょうか。 あじさいも色づいてきました。(ちょっと今年は花が小さめかな) うちのお気に入りのファウンテン。花が結局つかなかった藤のとなりに ちょろちょろと快い水の音。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[Parenting] カテゴリの最新記事
|