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カテゴリ:1-2・音楽教室(保護者・生徒)
たいていの、ご家庭の子どものレッスンの上達は、有名な曲を沢山弾いてくれること。これって、目にみえる上達なので、当然なことですよね♪
子どもの時にピアノを習っていて、大人になって復活される方も、 「どのくらい弾けるか?どんな勉強をしてきたか?」の質問に 「ブラームスまでやりました♪」 「ソナタまでやりました♪」 かなり抽象的です(笑) 確かに、そうとしか答えようがないのですが・・。 結構、難しい曲を弾いているのに、作曲者の話は全く知らなかったり、「コードネームなんて邪道」「クラシック以外はよくない」なんて考えている方も多く・・(そういう指導をされる先生ももちろんいますが)それってちょっぴり悲しいな~と思います。 当時高校生の生徒で、彼女は、中学生あたりになった時、時間をかけて練習する事が、年齢的にも遊びもあり?忙しく、かなり億劫になってしまった生徒がいます。 その状態を続けていたら、「忙しいからピアノやめま~す」になってしまうパターンです。 よく聞く話ですよね♪ そんな状態になった時、無理して、興味の薄れたクラシック王道パターンレッスンをしていたら、逆効果になるかなと思います。 お母様にしたら、きちんとレッスンしていた娘が、適当に?演奏している姿をどう感じたかな?と思いますが・・ 幸いピアノは嫌いじゃないので、なんとかレッスンには来ていました。そんな中、高校生になったら語学留学でイギリスに行くという話。 思い切って、家で練習するのが大嫌いの彼女には、「イギリス」というワードで、留学前の半年間ポピュラーである、ビートルズ、バイオリン曲で有名なエルガー、イギリスに帰化したヘンデル・・を中心にコードネームだけで自分で簡単に直して弾くという事を伝授しました。 その後、1年間の語学留学から帰国し、レッスンに戻ってきてくれた時はすごく嬉しかったです♪ 話を聞くと、ホスト先の趣味が音楽で、みんながギターを弾く一家だったそうです。「コードネーム」も万国共通!しかもイギリスに的を絞って色んな曲の知識もついたので、なかなか話題もあったと、感激していました。 「簡単に自由に弾く事」に味をしめたのか?時間をかけないで弾く曲探し、私も勉強させてもらいました(笑)♪なんだか自信もついたみたいで、時間をかけられる時に大曲に挑戦したり、すごく理想的なレッスンをしているな~と彼女には羨ましく思ったりします。 今は社会人になり、仕事はカメラマン!いろんな国にいく事が多く、今度は「ドイツ」にいくから「アメリカ」にいくから・・と慌ただしく、練習曲も国に合わせて、レッスン続けています♪なるべく「弾きやすく」「弾きやすい曲」は基本ですが・・♪ 将来、子ども達はどんな風になっていくかわかりません。せっかく習ったピアノ。普通に「曲」だけ弾いているだけではもったいないです。 いろ~んな曲があって、いろ~んな楽しみ方もあって、いろんな弾き方もあっていいんじゃないかなと思います♪ レッスンの脱線?がよい結果になる事もあったり、むしろ脱線するくらいが、いいのかも?と感じる今日このごろです♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年10月07日 16時58分17秒
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