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カテゴリ:1-2・音楽教室(保護者・生徒)
私にとって
教えやすいテキスト、というのはあります。 しかし、これまた このテキストだけではなくて 補助教材やらを使って、このテキスト。 そういう感覚だったりです だから、私にとっては使いやすくても 他の先生には使いにくいとか。 これは、もう、ひとことで断言できる話ではないですね~ 小学2年生になってから習い始めた 現在小学3年生の女の子の話です まだキャリアは1年弱程度です。 彼女のタイプは 体の使い方に大変癖がある子です。 こういうことは、 最初の習いたての時にすぐわかります。 脱力ができにくいタイプで 鍵盤を自然に?力いっぱいたたくタイプです。 性格的には?がんばりやさんです。 両手合わせる曲でも、 もう、がしがし、必死にです。 やたらと、日々力むタイプです。 それじゃ、肩こるよ~っていう感じの子です。 ピアノの弾き方どうこう、の前に 字を書くのも筆圧は強い。 がんばりやなんだけど、あまり器用さはない。 脱力とかの前に ピアノを弾くことの興味が今は強くて 合わせられた~!とか 左手和音がでてきた~とか もう、今は、キラキラ中(笑) 「先生、この曲知ってる~!!♪♪♪(うきうき(^.^))」 そんな、かわいい女の子です。 この興味の時期、かなり大切です。 ここは、楽しさをうんと詰め込んだ方が 絶対に先々よい事が待っているに違いない。 ガンバリ屋な彼女。 テキストは、 ガンバリ屋ゆえに、進みます だから、ある意味、あっという間に難しくなります 難しくなると、不器用さからますますガシガシ弾きます。 そこが、彼女にやってきました。 まだ、彼女には 上手に弾こうとか とまらないで弾こうとか そういう気持ちは育っていない。 ピアノを習っている事が嬉しくて 両手でひけた事が嬉しくて 合格シールをもらう事が嬉しくて もう、なんだろう、わくわくしすぎてどうしましょう♪ そんな勢いがばんばん伝わってくる(笑) この勢いで、テキストが無駄に難しくなると いいことないな・・ ここは、長年の・・経験で(笑)、、汗・・ 先の予想が見える事もある もちろん、決めつけでなくてです。 そこで、 難しさは足踏みしつつ、 レパートリーづくりをメインにすることにしました。 こうなると、 1冊のメインテキストでは足りません。 弾くのはやさしいけど、よく知っている曲で短い曲 スタッカートやスラーが沢山出る、表情をつけやすい曲 絶対に、楽しさは奪わない曲 いわゆるドリル的な? そんな曲集 そういうことをメインにすることにしました。 合わせるための練習時間を少なくして とにかく、弾く時間を割きたい。 そういう時期だと思う。 挑戦することよりも、弾き慣れたい時期。 この時に、私が注意するのは 生徒のテンションを絶対下げない。 足踏み感は与えない。 それと、小さいうちはかならず 保護者の方に今の目標をお話しする。 ここ、失敗すると、レッスンそのものがダウンです。 習いたてのうちはお母様も興味深く 習い事に対して、意識を持たれています。 そんな時 テキストが進んでいない! おともだちは、もっと進んでるのに~~ こうなると、疑心暗鬼で 下手すると ご家庭でどんどん進めさせちゃうこともあります。 コミュニケーションが薄いと お母様が見られる部分は どれだけ進んだか テキストが進む事がよい。 そこだけに着目されやすいですから。 そうなると、レッスン目標が崩れちゃいますしね。 基本、目標は その子がよりよく上達してほしい。 そこは、講師も保護者の方も、生徒も同じ気持ちですから。 レッスンはやっぱり面白いです。 なんで、こう、一筋縄でいかないんでしょうね~。 マニュアル通りに進む子はいないです。 だから、おもしろいんだろうな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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