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カテゴリ:2-1・レッスン(幼児・初級)
「何歳になったらピアノやらせたらいいの?」「何をならわせるのがいいの??」
よく聞かれます。友人、息子の友人のママにも。 実際これこそさまざま・・。 よく言われる、一般論では 「鉛筆がしっかり握れて、書く作業ができてから」 「早期教育!1歳からでも」 漠然としていて、悩みが煽られちゃいますよね・・。 実際は、私の生徒で小学2年からピアノを習い始め、音楽大学を経て、現在音楽教室講師という経歴のお子さんもいます。 もしも、絶対、何が何でも!ピアニストにさせます!という、経済的にゆとりがあって、子ども自身がレッスンに耐えられる忍耐力があって、家庭での協力体制も万全。という場合、音楽大学付属の音楽教室(たいてい4歳児から募集が多い)に通わせるのも一つの案だと思います。 でも「もしうちの子に才能があったら」「もしこの子が音楽好きなら」と少し一歩引いた考えで習わせようと思うなら、少し違うと思います。 無理して、何が何でも個人レッスンで才能を花開かせる!!と小さいうちに習わせた場合、もしもその子がまだまだ個人でがっちりレッスンする忍耐力がなかった場合、「いやだな~」と思う気持ちが最初から芽生えてしまうと・・・気持ちを切り替えさせるのはその後・・相当大変です。 たとえば・・ ヤマハの赤りんご(2歳児)や3歳児コースは、CDをたくさんかけて、「音楽を聴こう」という最初の一歩としてはすごく楽しいかな?と感じます。曲に合わせて踊ったり、はじめて音楽に関わるのに、よいきっかけ作りになると思います。 リトミックもよいと思います。まだ「レッスン」をする。という忍耐力がどうか?と心配であれば、リズムに合わせて体を動かす事を親しむ事で、その後のレッスンがとてもスムーズです。 ※小学4年生までリトミックオンリーでその後個人レッスンに移ってきたお子さんで、センスのいいリズム感で、あっという間に小さい頃からレッスンしていた子を軽~く抜き去ってしまう事例もありました。 音楽を楽しむ環境を、レッスンにしろ環境にしろ、何か作りつつ、子ども自身がレッスンに耐えうる成長と発達の時を見極めて習わせるのが、実際は一番よいと思います。 昔の人が芸事は「6歳の6月・・」という言い伝え、これもあながちウソではないらしく?この頃の子どもは、理解力や忍耐力がある程度備わりレッスンもスムーズという場合もあります。 「○才にならうのがいい!」と考えるより、「結構話が聞けるようになったからいいかな?」と感じるまで、がっちり個人レッスンよりも楽しい音楽環境を整えるのもよいかなと感じています♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年10月09日 21時13分45秒
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