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カテゴリ:2-1・レッスン(幼児・初級)
園児のはじめての両手奏、難関です。
器用で賢い子はすんなりいきますが、そうばかりとは限りません。 たいてい、右利きのお子さんが多いので、両手を楽譜見て弾く。となると、なかなか苦しくなるお子さんもいますので、ここは自信を持たせつつ、「家で練習しなくては」「難しい」と思わないように、いろいろ計算してレッスンします(^-^) 私のレッスンで成功しているのは、 いきなり、ピアノで挑戦させません。 はじめは、 メロディーをしっかり歌います 楽譜のメロディーの1拍目を、○で囲います。 「音符で歌うよ。でも今日は音符に○がついているところに、歌いながら左手でタイコたたこう」 からはじめます。 歌いつつ、1拍目に、タイコなり、テーブルをたたくなり、エレクトーンがあれば下鍵盤をパーカッションにしたり、そこらへんは自由です。 その流れで、右手のメロディー弾きながら、左手は違う動き、結構なんなく、たのしくできます。 それから鍵盤に移行するようにしています。 鍵盤で左手、と構えるよりも、私のレッスンの場合、「リズム」から入るようにしています。 難しいバージョン、と称して、左手のタイコを、二分音符にしたり、いろいろ変化させてみたり。 その流れで難しくないよ~感覚で鍵盤に移行します。 意外に、気楽に取り組んでくれる園児たちです。 子どもたち、「叩く」って結構好きですね~ 今日も、はじめて両手奏の子に、当然試しました。 もう、顔じゅう、ニコニコでした。 左手は、「ド」だけからです。 あとは、「おお、自分ってすごいな~」 って思ってもらうために、お母さんにレッスン室にはいっていただいて、その子の演奏を聴いて頂き、ほめていただきました。 今週はおうちで、お父さんにも、両手の演奏きいてもらってね。 小さいうちは、やっぱり、 「おとうさんやおかあさんに すごいね ってほめられるのが最高のご褒美」 だんだん難しく、バージョンアップしてしまうけど、はじめのうちは、両手奏もリズム叩いてる気分で十分OK!! 音楽は、メロディー、ハーモニー、リズム 基本の3要素ですから。 ピアノを弾く事に、まだまだ小さいうちは意味がわかりません。 楽しい。も大切 ほめられてうれしい。も大切。 小さいときは沢山、楽しい、嬉しいきもちもってもらうのはやっぱり大切ですね(^-^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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