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♪音楽教室日記

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2008年01月25日
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カテゴリ:ピアノ
今は、「バイエル」でレッスン。あまり聞かないですね。
何かのレベル表示に
「バイエル上程度」
などはよくみかける言葉だと思いますが。

バイエルの後半には、聞き覚えの曲もあったり、結構素敵な曲もあったり。
あらためて聴くと、いいな~。なんて思う曲にも出逢えます。

バイエルもそうですが
ピアノのクラシック曲全般、結構題名がないもの番号表記のみ、多いですよね。
そこがまた、苦手意識をかもしだす・・・
ナンバーのみだと、小さい子に曲の雰囲気や曲想を教えたいと思っても、
「番号」
じゃなかなかな~・・・・

私の子ども時代あたり、バイエルで育った人もまだとても、多いと思います。
バイエルで挫折した人も多いですね。現実。

大人になって、現在保育士さん、幼稚園の先生、やっぱりピアノを基礎から!
と考えて、あらためて
「子どもの前で上手に弾けるように、バイエルからやり直したいです」
という、熱心な方に出会う事も、あります。

ただ、バイエル。
素敵な教本だと思いますが、
江戸時代、明治時代あたりに日本にやってきた教本なんですよね。
当時、
教本はそれしかない。状況だったはず。

もちろん、古典的な内容で、近現代音楽、今のポピュラー音楽、JAZZ・・とはほど遠い・・。教本です。

バッハ、モーツアルト時代あたりのきちんとした、定型に移行するための教本。と感じます。
曲想つけるには、「番号」だと、曲のイメージも、なかなかわかないものです。

現実、保育士さん、子どものために、ピアノを弾く機会多いです。
子どもに伝えるために、何を学んだら効果的か?

忙しい、仕事の合間を縫ってレッスンに通われるなら、
やっぱり、実際使える音楽練習が現実的。ワープ?しつつ、使える音楽を学ばれるのも
よいと思います。
バイエル一曲仕上げる代わりに、童謡一曲マスターした方がいいかもしれない。

バイエルは、良い悪いは人それぞれで、いろんな議論があるようですが、

現実、子どもたちの耳に入る音楽は多様化してる。
リズミカルな曲も多い。
学校音楽の曲も時代とともに改訂してきている。

個人的に、王道のピアノレッスンを楽しむのもあり。
でも、
もしも、どこかで弾く事がある、音楽を提供する立場にある人、新しいことにも目を向けてもらいたいな。と、そんな生徒さんに出会うと感じるときもあります。
「テキスト」をひとつづつ仕上げる過程をよしとするなら、バイエルだけでなく、結構いろんな、いいテキスト、大人向けも子ども向けも、それなりにあったりします♪

大人の方はかたくなな決心の方も多いですから、希望のテキストと、実践的なレッスンを並行してやるようにしています。

以前、
はじめて披露宴で仕事をした時、(すみません20年前ですが・・)

「ベテランの方」の演奏を見学させていただきました。
もちろん、要所要所、要領よくなれていらして、さすがだな~。と思いました。
しかし・・・・曲が古い・・
お色直し登場で、ひかれた曲が

・・・・・・・・・・
「テントウムシのサンバ」
・・・・・

聴いていて、悲しかったです。20年前でもさすがに・・・

気がつけば・・
古い曲のオンパレード。
新郎新婦の方はどう感じたんだろう?

音楽はバロック、古典・・・・と時代を重ねつつ、変化したり発展したり枝葉に分かれたり・・。
現在も沢山変化しています。
理想をいえば
クラシックの歴史の重さも、新しい音楽も、流行っているものも。
特に音楽を、何かで提供する事のある人は偏らないで学んでみるのもよし。
と感じる事も、しばしばあったり。します。(^-^)





























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Last updated  2008年01月26日 00時49分44秒
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