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カテゴリ:1-2・音楽教室(保護者・生徒)
1月、2月。
この数年、1月2月になると、 「受験のため曜日を・・」 「続ける時間が・・」 の生徒がポロポロでてきます。 中学受験のための塾が新5年生になるために、本格化するからのようです。 今4年生といえば、仮に1年生から習い始めていたら、そんなにがつがつ練習する子でなくても、色んな音楽の決まりもわかってきて、まとまった曲も弾けてきて、テレビの好きな曲もでてきたり、学校で演奏するチャンスもでてきたり、 私からみたら 「さあ!これから(^o^)/」 の子たち、実に多い年齢。 私学に行っている子達は、そうそう大きな変化はないにしろ、公立からの私立受験組は、5年生から週3回、4回の塾通いをそろそろはじめるあたり。 毎年の事ですが、 「塾は週何回いくの??」 「4回!」 と聞くと、 ピアノを続けることがこの子にとって負担になるか、息抜きになるか?家庭の経済状況の事や、ついつい立ち入った事まで、やっぱり気になります。 しかし、 ピアノの上達時期としても、またまた面白い時期なんですよね。 学校の忙しい時期とピアノの上達時期も重なるように、 ♪5,6年生 ♪中学生 ♪高校生 いいだしたら、全部大切な時期??かもしれないですが・・・ もちろん、個人個人様々ですが、私がおおまかに感じるのは ~5,6年生~ ようやく、決まりがわかってきて、自分で解決できる事も多くなる。 有名な曲も弾けるようになったり、弾きたい曲や好きな曲も意識しだしたり「ピアノを習っている」という事に、自覚がでてくる時期。 ~中学生~ 本格的な音楽に触れられる時期。学校でも鑑賞授業も増え、教養も身につけられたり、合唱祭や部活も音楽で活躍できるチャンスもある時期。 ~高校生~ 将来の選択も考えてきて、音楽の関わり方も考えるとき。 音大コースではなくても、教員だったり、教養のためだったり、好きな曲もずいぶん出てきて、クラシック、ポピュラーと、幅広く勉強するのにいい時期 と感じています。 大まかすぎますが・・ 5,6年生なんて、これから何を教えようか! なんて時期。 しかし、週4回の塾、それにピアノ・・ キチンとさんタイプの子は、通う事だけでダメージがくる場合もあります・・ そこで、そんな状況の生徒のお母さんには、 企業関係教室の生徒は難しいところもありですが 毎週がつらいなら 「月2回」とうのも進めます。 月2回30分づつでも、60分づつでも。 そのかわり 「大変なら練習は家でしないでください」 と付け加えます。 練習をいつもしてくる子には、むしろ、そういいます。 プレッシャーでピアノが嫌になる前に。 その子の様子を見ながら、大曲に挑戦しなくても、いろんな方向から攻めつつ、レッスン内でだいたいの読譜をしつつ、家では、楽しく弾けるような工夫。 そんな事もできるはず。 勉強の息抜きになれたら、理想的だと思います。 体も成長し、手の骨格もしっかりしてきたり、そんな状況で、これから!の時にレッスンやめてはもったいない。 例えば、受験時期の5,6年生の2年間、ピアノをやめてしまったら、 復活はかなり大変。 実際、一時やめたつもりでも、中学生で復帰するつもりでも、そう、うまくいかないもので、入学したら学校や部活も忙しくて、ピアノどうしようか・・ まあ、もう、いいか~。 と・・・なる場合が大半。 綱渡り状態のレッスンでも、続けていたら、その先が見えてくる。 子どもの2年間、大人の10年分くらいかも?? ピアノがすべてではないですが、せっかく、楽しみがわかるかも! という入口の状況。 遊びに来る感覚で、レッスン続けても、それなりに上達するもので・・。 のんびり構えて、息抜き感覚のレッスン。 これも充分、よいレッスンだと感じています。 そんな年代の子どもたち、ぜひ、先生と相談して、上手に音楽を続けられたらいいな~と、毎年この時期、受験組の子たちを見るとよく、思う出来事です(^-^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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