♪音楽教室日記

習いたてのレッスン。
重要です。

みんなウキウキしてレッスン、習いに来てくれます。
それは、本人も家族も。

私の理想は、

家族がみんなその子を応援している

まずは、ここです。
習い始めたばかり。だれでもまだ弾けません。
軽く弾けてくる子もいますが、
そんな事は必要なしです。

私の最初のレッスンの目標は、
音符を読めることでも、鍵盤の場所を覚えることでもなく
「なかよしになること」
これに徹しています。

はじめて習いだして
「レッスン」ってなんだろう
そんな感覚です。

なんだか先生は優しいし、
歌、歌って楽しいし、
音楽楽しいな。

まずはここです。

そして、何回目かのレッスンで、何かそれなりにメロディーがひけた。
初めての宿題は
「今日ひけたところ、お父さんに聞いてもらう事を、宿題にしてみたいけど、できるかな？」

このあたりが、
初めての宿題です。

習いたては、その子もウキウキ。
家族もきっとウキウキ。
お父さんも、きっと、ニコニコきいてくれるでしょう。

初めての宿題。
難しいことは抜きにして。
いつも一緒のお母さんではなくて、お父さんに聞いてもらう。

そこで、
お父さんがほめてくれる。（褒めてくれないと困るのですが(笑)）
自分が家でも弾くと家族は喜んでくれるんだ

その気持ちを芽生えさせたいと思います。

自分が家でも弾くと家族が喜ぶ。
先生もほめてくれる。
その体験から、宿題の楽しみももってもらいたい。

先週
「お父さんに聞いてもらってね」
この、はじめての宿題を出した子が、今日ははりきって
「お父さん、うまいねっていってた～」
小学１年生の女の子です。
夏休みから習い出した子です。

そうそう。
そこからなんです。
いい、すべりだしだね。

弾いていて楽しい。
そう思えるのは、まだまだきっと先。
弾けてる自分をほめてくれるのが嬉しい。
これは、結構大きい気がする。

嬉しさ体験を沢山重ねた子は、強い。
受験が来ても、スランプが来ても、抜けだす力がきっと育つ。

実感しています。

習いたて。

惜しみなく褒めてあげるのは、大あり。
そんな気もする、今日のレッスンでした。

軌道に乗るまでは、慎重です。

お父さん、ありがとう！
いい、すべりだしです。