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カテゴリ:ピアノ
ピアノ曲で、有名な曲の一つに
「乙女の祈り」 があります。 これ、結構オクターブで演奏するので、 弾きやすそうで、手が小さいととても弾きづらい曲です。 子どもの曲、というか、 やさしい曲 と思われがちですが、 簡単というわけでもない。 すごく、前向きなメロディーで、 その後は、そのメロディーを変奏したような曲です。 曲の構成はとても分かりやすいし、 ゴージャス感もあって、メロディックです。 が、 オクターブ届かないと、まったく弾けない曲でもあります。 思い返すと、 この曲、やらせたことがないかもしれない。 生徒にちょうどこんな感じの曲やらせたいな。 と思っても、あ~まだ手が小さい。 とか、うまく、合わない事も多いのが私の感想です。 作曲者は、「バダジェフスカ(ボンダジェフスカ?)」 たいてい、知らないです。 でも、題名は知ってる。しかし、作曲者は聞いた事がない。 そんな印象だと思います。 現に、音楽辞典でも、 「ポーランドの女流作曲者、奏者」 程度しかかいてない事が多くて、 とても、情報量が少ないな、そんな印象です。 彼女は、 どうやら、20代の若さでなくなり、 生涯に2,30曲程度しか作曲しなかったと言われているようです。 しかも、この楽譜は自費出版だったようで、 何かのきっかけで、ぱ~~っと流行ったようですが、 不思議ですね~。 海を越えて、時も超えて、小さな日本で ピアノをやっている人はほとんど知っているくらいとても有名曲です。 ちょうど、ショパンと同じ時代に生まれていて、 同じ出身地。 影響されながら、作曲したのかな~。 ちょっとわかりませんが。 でも、 不思議だな~。 たった1曲の有名曲。 発表会で弾きたい曲の定番にもなってるし、 名曲ピアノ選なるものの、アルバムにはたいていはいってたりします。 しかし、バダジェフスカの情報源は、限りなく少ない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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