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カテゴリ:ピアノ
ラフな、もしくは導入的なペダル、
これは、もう、なんでもよしにしています。 「つけること」に意義がある。 その程度にしています。 多少濁ろうと、ペダルを踏めた。 そこで、OK。 発表会などで、ショパンにチャレンジしよう。 そんなあたりになると、 やっぱり、ペダルは必須になります。 しかも、定期的に、リズミカルにペダルを踏む事になる。 上手くいく子は、まあ、気になる部分はあっても、 まあ、まあ。 しかし、かならず、ペダルを踏むと、音が重なって、音が消えてしまう子もいます。 この、後者の場合。 ショパンのワルツ。 小犬のワルツとか、まあ、ワルツです。 一般的に、1拍目にペダル踏んで、3拍目に取る。 こんなような形のペダル。 難なくできる子は、難なくできる。 あまり、細かく教え込むと、ペダルも恐怖になるので、 私の場合は、 まずは、気楽に、 「1拍目で踏んで、3拍目にとるよ」 あえて、この程度でやらせます。 リズミカルにペダルを踏む事になるので、 上手くいけば、なんとなく上手く流れるのですが 上手くいかないと、永遠と、上手くいかないペダルが続くのです。 上手くいかない子は、 ペダルを3拍目にとっているつもりでも、 次の1拍目の瞬間まで、引きずってしまっていて、 タイミングがずれて、 1拍目の音が消去されてしまうように、音が飲み込まれてでなくなる。 こういう子は、います。 ペダル効果で、響かせたいのに、 逆に、濁るどころか、相殺されてしまうのですね。 まだまだ、自分の音を聞いて、 そんな高度な話を言ってもわからない。 そんな子には 「3拍目で、足首をきゅっと浮かせる」 ここを伝授です。 踏み込む事よりも、 離す方に注目してもらう。 たいてい、こういうバージョンの子は、 ペダルを取る時も、曖昧です。 とっているようで、半ペダルになっているような事も多いです。 半ペダルのような事が癖になると、 靴を履いた時どうかな? 靴底が厚かったらどうかな? いつものピアノじゃないときは、踏み込みの力加減も違いますからどうかな? ペダルが必須になった頃。 ショパンワルツは 難しいけれども、ペダルのタイミングを覚えるには、 結構、いい気がします。 「踏むなら踏む!!とる時は、足くび、きゅっとあげる!!」 ハキハキと踏んでもらう。 それで、タイミングが分かるようになる子もいます。 まあまあペダルが出来る子に、このように教えてしまうと、 たくましいワルツになってしまう事もあります(笑) やっぱりみんなそれぞれです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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