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カテゴリ:ピアノ
ピアノで「フォルテ」を出してもらいたいとき
言葉を訳せば「強く」 なのですが、 この 「強く」結構難しいです。 指導するのに苦戦します。 まだ、う~~んと小さい時は、強く弾いている感じ、それでOKです。 少し、大きくなってきて、 指もそろそろしっかりしてきたし、 強い音を出すことを、きちんとぼちぼち意識してもらいたい頃。 これは苦戦する場合はとても多いです。 ピアノでも、エレクトーンでも。 簡単に言うと、というか、専門的にいうと? 脱力した勢いで、指はがっちりぱ~~んと抜けるような音をだしたいとき。 たいてい、 ひっぱたいて強い音を出してしまう。 これが一番多いのです。 ひっぱたくって言う事は、脱力してないって事で、 力を入れて、音を強くしようとするから、ひっぱたいてしまうんですよね。 でも、 そんな子に 「力は抜くんだよ」 って言っても 意味が通じません。 本人は、 「力入れなくちゃ強く弾けないでしょ!!」 の感覚ですから。 難なくできる子もいるんですが、 これもまた、その子その子で、それぞれなんですよね。 これは、何年も、いろんな方法で試みています。 これも、みんな同じに理解してくれるわけでもないです。 小さいうちから、脱力が自然に身につくように指導しているつもりでも、 あれれ?? ってなってしまう事もある。 もちろん移動してきた子もいますから、 どうやったら、身につける事が出来るかな? みんな、やっぱり、それぞれなんですよね。 ●スポーツやってる子には、たとえばテニスのサーブとか、力を入れるというか、 遠心力?でボワっと弾くんだって言ってみたり ●思いきり、両手を鍵盤に落とさせて、そのまま、怒って立ち上がる人のようにさせてみたり ●理屈攻めで、腕の重みを・・と、こんこんと言ってみるとか ●強くではなく「大きくオペラみたいに~~~~」と言ってみたり その子になんとか理解できるように、見本しめしたり、その場その場で考えつつ、 乗りきっています(笑) 時間かかる子もいれば、あっという間に分かる子もいるし、 なんとか乗り切っていますが、魔法の言葉が欲しいところです(笑) 脱力=力が抜けるから弱くなる の感覚が一般的にありますから、 「脱力して~。力抜いて~」 なんて子どもに言ってもよくわかりません。 難なく、その脱力で弾けてしまう子もいるんですが、 ほんとにみんなそれぞれです。 力の入れ方とか、目に見えない事は、やっぱり難しい話です。 最近、うまくいった方法で 「鍵盤、下に落とせ~~~!!」(絶叫) 「???」そして、 「この音弾く時、鍵盤地面に落とすつもりで弾いてみて、もう、おとしちゃって、鍵盤!」 最近、私のレッスンでは、ブームです(笑) 結構、面白いくらい、脱力した強い音を出してくれる。 当分は、これで行こう(笑) でも、脱力って結構難しい。 大人になって、ゴルフ(練習)をやってみた事がありますが、 なんか、できなかった(笑) その、素振りみたいなので、脱力するのはわかるんだけれども、 それで、玉にあてる。 って、初心者には結構大変でした。 なんか、にてる気がするんですが。 違うかな~。 ゴルフは向いてないし、早起きできないので 結局コースに出ないままリタイアしましたが・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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