|
カテゴリ:ピアノ
私は、レッスンで
ブルグミュラー25の練習曲の本。 必須です。 できたら、この曲集。 大きい子、もしくは、大人に、 ドリル感覚で、 たとえば2週間程度でかなり完璧になるくらい? のレベルあたりの子に使いたい。 時折、そう、思うのです。 何がいいかって。 題名がついてるとこ! 曲が短いこと! 調号が、最高フラット4個のとこ! 同じ伴奏ばかりでないこと! しかし、わかりやすく、カデンツに準じていること! 雰囲気がバラエティーにとんでいること! 和音についての楽典的勉強にも、 使いやすい。 子どもだと、やっぱり必死になって弾きました~ で、終了になること多いですが、 大きい子や、大人なら、考える事もできる。 たとえば・・・ 素直な心・・・ ラストの「ドファ♭ラ」の和音。 これ、使える技ありです。 本来、このメロディー、属七でも、四度でもいける。 あえての、「Fm」 和音研究にも使えます。 この響き。 永遠のアイドル曲には、よくある響きなんですよね~。 前半にはドッペルドミナントもでてくる。 アラベスク・・・ これは、平行調教えられます。 エリーゼでもあるような、短調から長調へ行く響き。 長調へ行くってことは、パンチ?入れてほしい、とか(笑) この曲の1度ラドミ。 途中で、ラレミ→ラドミがでてきます。 この印象を覚えていてもらうと 次のパストラルでも 1度はソシレ。 途中で、ソドレ→ソシレがでてくる。 方式が同じなんですよね。 これも、使える技ありです。 どうも、ブルグミュラーさん。 この響きお好きなようで(笑) ということで、 いわゆる簡単な楽曲分析が、すぐにやりやすいのです。 ブルグミュラー。 しかも、バラエティーに富んでいるので、 弾いて終わりじゃもったいないくらい、 たくさんの出来事がまなべる。 私の生徒たちは、 みんなグレード試験も受けますし、 コード譜を弾く事もやらせています。 そこと、かなりリンクできるのです。 ブルグミュラー。 しかも、スケールやらカデンツやら、拍子やら。 色んな楽典的な事を学ぶのにも とても、バラエティーに富んで、ぬかりなく教えられるくらい。 曲想つける余裕があれば、 タイトルもあるので、自由自在に浮かべられると思う。 テクニック的な?復習にしても ダブルノートがでてきたり、 指番号の定番がでてきたり、 スラースタッカートの弾き方や、 右手の重音奏、 左手の同じ音連打の奏法、 1音キープして、他の音を弾くとか 天使の声 や ツバメ のような、ああいう奏法。 盛り沢山です。 という事で。 ブルグミュラーは、子どもの時に弾きました。 その10年後、今度は真剣に取り組んでみる。 そんな事にも使える、ブルグミュラー。 エレクトーン主体で、エレクトーンはすでに本格的に弾ける そんな子にも、ブルグミュラーは有効です。 ソナタやらチェルニーやらを手渡すより、 要点的に勉強してほしいことが凝縮されていて、 とても、使えます。 ただこれも、弾きっぱなし曲集になると、 それなりに弾ける大人には え~~もっと難しいのがいい~~ って、単純に思ってしまいがちですけどね。 なんか ブルグミュラーさんありがとう!! 楽典的にも、 まさに大活躍教科書です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|