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泣きのつぼが、すっかり緩くなりましたが、
たとえば。 みんな懐メロを懐かしがるのって 写真を見るより、その曲を聞いただけで 一気に当時を思い出せます。 がんばってた時とか、 漠然と、将来を夢見てた時とか、 まあ、恋愛モード時代もそうですけど(笑) なんか、 今から思えば、輝いてたな(多分(笑)、、)の時の曲 それが、 当時弾いていた曲でも テレビで歌われていた曲でも。 その時にがんばってた自分も思い出せて、 やる気もわいてくる事もあるかもしれない。 ところで、 友人の話です。 場所は都内ではないのですが、 グループを組んで、 葬儀屋さんと契約をして、演奏の仕事をしていた友人がいます。 彼女は、結婚式演奏をずいぶん長くやっていたのですが、 時代とともに、結婚式の需要がなくなってきた。 そこで、 葬儀屋さんに、売りこみにいったようです。 彼女の話によると、 とっても、ドライなのですが、 結婚式だと、結構リクエストだったり、選曲も手間がかかるけど 別れの曲はひけないとか 歌詞がどうだか、チェックしないと、とか。 でもお葬式は、まず、リクエストはあまりなくて BGMだけだし、仕事自体はやりやすいかも。 そんな事を言っていました。 逆に、華やかな曲でもいいし、オールジャンルで大丈夫だし。 テンポは緩やかにすれば、何でも大丈夫だったって。 でも、 突然仕事が入るから、 何人かのグループでやってたんだ、 って話てました。 そんな話から、 以前ホスピスでの話をきいたこと思い出しました。 そこのお医者様の話なのですが、 ホスピスは、末期の患者さんがいらっしゃるところです。 だから、そこで、お亡くなりになる事がほとんどです。 臨終に立ち会う事も多く そこで、 そのお医者様は、患者さんの好きだった曲を演奏されるという話をしていました。 最期に、大好きだった曲で、穏やかに送ってあげようというのです。 長いこと入院されていたら、 院内で、どんな音楽が好きで、とか そんな話もされるようで、 その人ぞれぞれの好きだった思い出の曲を演奏するという話でした。 あと、10分。 その10分を、雑然とするのでなくて、曲で送る。 それは、見守られてるご家族の癒しにもなっているのを実感されたというのです。 ざわざわとヒステリックに見送るよりも、 どれだけ、みんなが穏やかか、と 話されていました。 しんみりする話なんですけどね、、 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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