♪音楽教室日記

「きのう、学校の先生が楽譜とテープおくってくれて～・・・・」

ん？？？

中学生の生徒で、
秋に合唱祭でピアノ伴奏をする女の子が言ってました。
伴奏練習の参考のために、
担任の先生はわざわざその子に音源を送ってくれたのか、と。
そんな風に思っていました。

なんて、心配りのある先生だわ～
そして、迎えにきたお母様に

「熱心な担任の先生ですね～。クラスとして合唱祭優勝狙ってるのかしら？？」みたいに聞いたのですが、
どうやら、
クラス全員（４０人）に昨日配達されたというのです。
す、すごい！！４０枚ＣＤに焼いて。

びっくりしましたよ(笑)

なんて熱心！40枚焼くのも、郵送するのも、大変！！
これは自費かしら？？とか(笑)

私が、やけに、感心してたら、
お母様は笑いながら言うのです。
「ちがうんですよ。他のクラスは夏休み前に決まって、音が欲しい子ももらってるんですよ
　たぶん、この子のクラスだけ、曲は決まったけど、音も楽譜もなくて、だから、
　担任の先生は、自分のクラスだけ楽譜渡してないから、焦ったんですよ～～(笑)」

まあ、
それにしても大変だ(笑)

担任の先生は、楽譜も探すのか～
まあ、音楽の先生とかがチョイスできるようにされているのでしょうけど。

合唱祭も、選曲の良し悪しも、あるでしょうし、
それを、音楽の先生でない先生が選曲するのも、また、大変でしょう。
燃えるクラスもありますから
優勝逃したとき
「先生が楽譜くれるの遅いからだーー」
こうなりがちな、中学生ですし～～(笑)

そんな事も、妄想しました(笑)

そしてもう一人の生徒は。

ややカンカンです(笑)
夏休み明けに、
クラスで伴奏希望者のオーディションをするらしいのです。
伴奏者になるならないに限らず、
練習をしていかなくてはなりません。

塾通いで忙しい中学生ママは言うのです。
「曲仕上げるのも大変なのに、弾かないかもしれない曲を練習するのも・・」
まあ、確かに(笑)
いい経験ってことでよしに・・
そんな気にもなかなかなれないわけで(笑)

夏休み明けオーディションにしたクラスは
この子のクラスだけらしく
オーディションで、誰に決めるかは
今年新任の担任と、来年退職の副担任が決めるらしいのです(笑)

す、すごい組み合わせだな～。
そして、色々妄想するのです(笑)
年配の先生は、新任の先生のチョイスにダメだしするんだろうか？とか

ほんと、学校ってクラスによって、先生によって様々ですね～。
不公平感も漂うってものなのでしょう。

でも、ピアノって、
ピアノ習ってるから、楽譜を見て簡単に弾けるって事でなくて、
練習時間もさくわけです。

何かを犠牲にして練習する事になるものですが、
練習の大変さを理解してもらえる事にはならないのですよね。
まったくピアノ経験のない学校の先生方だとしたら。

やたらと、レベル高い子には、朝飯まえの練習でも、
そうでない子は、一生懸命時間を割いてやってる子もいて。

どのくらい苦労して頑張ったのか、
そういうレベルはわからないのが
学校の伴奏の極意？？
色々あるのが学校なんでしょうね～。

そんな事を思いながら。

みんなそれぞれにドラマがあるのですよね。

しかし、４０枚焼いて、郵送か～～学校の先生も、大変だな。