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カテゴリ:2-1・レッスン(幼児・初級)
右手と左手がどっちがどっちだか微妙な、小さい子は結構います。
これは、発達と成長の部分もあるなっていうのは感じましたが、 でも、うっかりすると、 わかっているようで、わかってない低学年もいたりします。 ほんと、ピアノのレッスンは子どもの発達と成長ははなせないです。 小さいうちからはじめる子は特に、です。 以前、 退任した教室の幼児の生徒のお母様が、 「ちょっと後任の先生は・・・、、」 と、クレーム申されてた時があるのですが、 何が、っていうと、 「音符の線は、音符のたまの2倍ね!」 この事を、相当こだわってらして、 まあ、いろんな流れのあった中の一つだと思いますが、 お母様は、 「幼児に2倍なんて使うんですよ!!」 お怒りでした。 たしかに、○倍って、掛け算の入ってきた2年生くらいで習います。 まあ、日常もつかいますけど。 この、お母様のお話は印象深くて、 こういう事で、先生に不信感を抱くんだ、って。 小さいうちは いきなりピアノ演奏するのではなくても、 リズムうちだったり、リトミック的な事もしたりしますが、 そんな中、 右手左手が理解できているか? を確認して、覚えていってもらいますが、 「お箸持つ方どっち??」 もう、これ、混乱しますから!(笑) 特に幼児は。 空間に何かを思い出すことは、結構難しいです。 らくらく思い出せる子もいますけどね。 しかも、左ききの子もいるから~(笑) 私の経験で、左ききの子は、混乱しやすい場合もありました。 たいていのテキストでは、右手からはじまるものも多いですし、 テキストによっては、曲の冒頭に みぎて、とか、ひだりて、とか そこから始まっていて、それがわからないと、混乱してしまう事もあります。 整理して話してあげれば、 左ききだからどうって事は全くないですが。 そんなこんなで。 髪の毛を結う、太いタオル地みたいなゴムを右手に腕輪のようにしたり、 ○シールを右手にはることからはじめる時もあります。 まだ、そんなに弾かないですから 邪魔にはならないでしょう。 数回そんな作業をすれば、かなり、確実に覚えてくれます。 もちろん、その子の発達と状況に応じてですけど。 右左の感覚がわかると、 音の高い低いも、理解しやすくなったりもします。 成長と発達がバラバラなゆえに、 うっかり見落としやすい部分でもあったりします。 この子はスルーしながらできたけど、 この子はきちんと左右理解をさせてあげないと、混乱してるとか。 ほんと、小さな小さな話で、子どもたちは(大人もですが) つまらなくなるきっかけづくりにしてしまうことも、 あったりします。 でも(笑) 右手左手で戸惑う子もいたと思えば、 家庭事情は、結構話しますよ!子どもたち(笑) もう、注意ですよ~ お母様方~~。(私も含むですけど~汗・・・) 「昨日はお父さん飲み会で、遅かったからお母さん怒ってる」 とか(笑) ↑この子のご家庭のパパは・・ この子情報によると、水曜日は仕事が早く終わるから どうやら、飲み会率が高いらしい・・(笑) もう、 私にとっては不必要な家庭状況まで~~ しっかり把握できてしまう事もあります。 そんな情報を、私に伝えられるのに、 右手と左手が微妙ってこともありますから。 子どもたちは、よくみてあげないと 自分の予想のものさしで測っていては、いけないですね~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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