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カテゴリ:13-2・音楽(ピアニスト・演奏家)
モーツアルトがサヴァン(天才)症候群だったのでは?
そういわているのは、随分有名な話ですが、 実際は伝記からしか読み取る事が出来ませんから、わかりません。 世の中は不思議です。 サヴァン症候群のピアニスト・デレク。 のはなし、ご存じですか? 彼は、重度の自閉症であって、盲目でもあります。 日常生活は一人では出来ず 靴をはくのも、洋服を着る事も困難です。 私が知っている範囲では 言語をつかさどる左脳に、何かしらの障害があると それを補うように、右脳が発達して 何か、特異な才能が目覚めるかも そういう話はよく知っています。 デレクがピアノを始めたのも どうやら、音に興味があったのがきっかけなようですが ここまで、演奏する事が出来るようになったのは 訓練が必要であって、 それを、模索して訓練した先生との話が、 もう、すばらしい・・・ 天才だっていう単純な言葉でなくて ひきだされた天才っていうんでしょうか? ひきだした先生がすごい。 奇跡の脳の物語 キング・オブ・サヴァンと驚異の復活脳 (廣済堂新書) (新書) / 茂木健一郎/著 この本にものっています。 最初にデレクは ただの(いわゆる使えない)絶対音感を持っていたようだが それを形にした先生の話が書いてあります。 いやー すごい・・・ こんなことできないな。 デレクもそうですが その先生に、びっくりです。 音楽療法時代に、いろんなタイプのお子さんに接しましたが、 「座る」とか「聞く」そういう概念がないお子さんもいます。 そこをどうしていくか? 細かい話は、おいといて、 気になったのが いわゆる、サヴァン症候群。 何かの困難を抱えているけども、特異な才能がすごい。 そういう症例の話ですが、 たとえば、重度な障害を持っている人たちが 天才になりうる種をもちあわせている場合はあったとしても それが開花するかは、別の問題だ。という。 デレクも、先生に会わなければ 天才は「発症」しなかったってことですよね。 さらにいうならば、 データで言うならば、自閉症の1割の人がサヴァンである場合が多いのに 日本やイタリアでは、サヴァン症候群の症例がないという。 なんとなく、 教育の形がそういう方向なのかな?って思ったりもしました。 ひきだすってなんでしょう。 難しいな。 サヴァン症候群の話だけでなくて。 たとえば、いつものレッスンでもそうですね。 「その子の良いところひき出す」 ここは大事ですよね でも、なんか、ひそかに納得したんですよね 日本とイタリアに、そういう例がない。 一定数の人たちはいるはずなのに・・ 仮にサヴァンな種?を持っていても、開花していない。 開花させる感覚を持ち合わせていないお国柄なのかしら?? そういう事なんでしょうか? 内容は、私が説明するとうまくできないので 興味ある方はぜひ♪ 私は、レッスンの考え方が すこし、増えた気がします。 あ。 こんな、大それたことはできないですけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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