|
カテゴリ:6-1・指導(指導工夫)
結構私の印象に残っている事で。
あるとき うんと若い時(笑) 少し年上の友人の結婚式に呼ばれた時の話です。 まだ学生だったか? 22,3,4歳くらいだった気がします その友人の結婚式では入場とケーキ入刀とか そんなここぞのときの演奏を頼まれつつ 招待客としていった時の話です。 すっかり宴もたけなわ。 そのときに、新郎側の御友人から 突然、トコトコと私の所に来るではありませんかー!! 突然、二次会でもないのに口説かれても~~(笑) ではなくて・・汗。。。笑?? 「すみませーん。次の余興で犬のおまわりさんを弾いてくれますか?」 突然言われた事があります。 弾いてくれって言われたの、ものの10分前くらいですよ これ・・笑 ええ。いいですけど 犬のおまわりさん。 この曲だよね・・?? というか、弾いたことってあるのかないのか?? そんなのりですよ 当時の現実は(笑) 童謡とかってよく知っているようだけど はたして、知ってるか? 知っていたとしても、いきなり演奏してっていわれて OK~~ っていえるほど、余裕綽々でもないと思う。 もちろん楽譜はないです。 楽譜あればいいですよ 音読するかのように、気楽に弾けますから。 そのご友人が言うのには 「替え歌をみんなで歌いたいから、適当に合わせてくれて、話してるときは繋いでください」 いやいや(笑) 適当っていいますけど、適当こそ難しいって~~(笑) 披露宴始まる前に1回くらい打ち合わせしてくれたら~~ って思ったんですけど。 でも、これ、断ることはプライドが許さなかったですね~(笑) 結局引き受けさせて頂いて まあ、納得できるほどではないですけど とりあえず適当にこなしましたけど 冷や汗タラタラでした(笑) 暗譜しているような、たとえば ショパンの小犬のワルツを弾くより犬のおまわりさんに冷や汗。 そういう微妙な気持ち、 音楽やっていらっしゃる方なら きっとわかるわかるってうなずいてくださるはず(笑) でも。 そういうことですよね 音楽されていない方こそ こういうことは、気楽に頼まれます。 生徒の話なのですけど。 そういうところに着目したいのです。 「練習してないから弾けない」 「楽譜ないから弾けない」 エレクトーンならば 「データないからできない」 そこ・・・それが嫌なんですよ。私。 気持ちはもちろんわかります。 現実経験していますから。 そうならない生徒に育てたいって思う気持ちも持っています。 「ねえ、ところで、○○弾いてみて」 そう言われて、それっぽく弾ける これ、楽しいし、練習時間要らないし コミュニケーションツールとしてはいい。 しかし、結構実のところ高度だったりです。 練習すればなんとなく弾けるのは そりゃそうです 専門的な演奏会はもちろん別にして、 練習すれば、誰でもそれなりにできますから。 根性の賜物がレパートリーっていう部分もあります。 もちろん、ここは大切な要素なのは言うまでもないですが そうでなくての部分です。 ショパンだのベートーベンだのって必死になってる子に ちょっと肩すかしで、 「ところで犬のおまわりさん弾いて」 「はーい」 って、気楽に答えられる子はどのくらいいるだろう。 でなくても。 「ちょうちょ」は? 「ぶんぶんぶん」は? そんなところでもいいかも。 それもまた 「メロディー弾いて」 「唄うから伴奏して」 「ソロで弾いて」 どれにもこたえられるだろうか?? 結構、いい学習にもなるし、 脳みそフル活動にもなるし レッスンしたい課題は、 たくさん転がっています。 明日は何をやろうか?(笑) やりたいことはたくさんある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[6-1・指導(指導工夫)] カテゴリの最新記事
|