♪2個のばすって??
リズム感がいい悪い、ってこれ一言で済ませてしまえば簡単なんですが結構、至難の業なのです。たとえば。二分音譜は、2拍分のばす、2個のばす。ですけど。これ、簡単ととらえますか?難しいととらえますか??だって、2個ってどんな2個??難しい感じが漂います。よく考えたら。このリズム。1,2,3のカウントに合わせて、打てば、なんてことないのですけど、自力でやると12、さ~~~~んみたいに、1、2が、超早くカウントしてしまう事もあるのです。この感覚を打破するのには、やっぱり日々の、カウント感覚だと思うのです。二分音符を二個伸ばすって知っていても、二個伸ばせなければ、意味がないのです。たとえば。「この曲は3拍子だよ」で、1,2,3ってしっかりカウント取ることができるかな?頭の1拍目だけ、強く打つとか。そういう感覚も。だから、たとえば私が3拍子の曲を弾いて、カスタネットでも、タンバリンでも1,2,3って打てる事。ここはソルフェージュの基本中の基本だと思うのです。親御さんにとって見たら、結構、どうでも良さそうに見える事なのですけど(笑)3拍子で1,2,3ってカウント取れること4拍子で1,2,3,4ってカウント取れること。これは、体の感覚なのかな?脳の感覚なのかな??難しく言えば、有るメロディーにたいして、淡々とカウントをとる。これって、ポリフォニックな事かも知れない??とは、言わないにしても(笑)耳から聞こえるメロディーにある意味反して淡たんと、カウントをとる。考えたら、すごく高度な事かも~そこの土台を踏み外すと、先に行っても、何かが違ってくるのです。どうでもよさそうに見える、カウント感覚。小さいうちにきちんと取り組んでるべきな気がします。何事もなく感覚で出来る子もいますけど出来ない子もかなりいます。先へ進んでしまってから気がつくと、結構大変。確か、ハンガリー?違ったかな??国名がやや自信ないのですが、6,7,8歳くらいまではピアノに触らせる前に、徹底的にリトミックという教育が多いとも聞きました。ついつい。移動の子も含めて、弾くことのみにこだわった形が多いのですけど、そこにぴったりはまる子もいればまったくはまらないで、とりかえしつかない子もいるのですよね。目先の達成感だけにとらわれないように。しかし、足踏み感覚にならないように。最初ってやっぱり肝心だな。5年後には、違いが出てるはずだと思う。