テーマ:イタリア語(473)
カテゴリ:イタリア好き
2007/10/12 venerdi
イタリア語教室の教材は、先週からパスタ。 先ず種類だが、とてつもなく沢山ある。 日本で売ってるものも、随分種類が増えたと思っていたが、何百という数に驚く。 地方によってそれぞれで、イタリア人の先生が知らないものも、幾つもあるらしい。 その次はパスタの歴史。 発展を順に追って、トマトで美味しく食べるようになったのは、やっぱりナポリ。 そんな話を読んだ後、先生が取りだしたビデオは、映画「タンポポ」。 伊丹十三監督の作品だが、私は見てない。 映画そのものは、確か、ラーメンの話しだったように思うのだが、 《だから私は、あまり興味なかったのだが・・・》 見せられた場面は、岡田茉莉子演ずるマナーの先生が、 スパゲッティの食べ方を教えるところ。 その前後がどう繋がっているのか分からないが、大笑いしながら見ていたら、 さ~、大変。 日本語を書き取って、それをイタリア語に訳す。 「それでは~、次はスパゲッティの召し上がり方です」 から始まり、 「右手のフォークで、5本か4本のスパゲッティを引っかけるようにして、 左手のスプーンの中で、巻くようにします」 「このように上手に巻けましたか?」 「では、静かに召し上がって下さい。この場合大切なことは、 決して音を立てないことです」 とまあ、こんな程度のものを、2人組んで訳していくのだけど、 語彙がまるで貧弱なところに持ってきて、的確な言葉など選ぶ余裕はない。 良くできる人はまた、どうやら、必要以上に難しく訳してしまうようだ。 先生の回答を聴いて、感心ばかりしていた。 それに・・・沢山板書されると、まだ手が痛い。 ちなみに、この後の場面は、 「決して音を立てないことです」 といってる脇のテーブルでは、外人さんが、 ズズッズー と盛大な音を立てて、スパゲッティを食べてる、というわけ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月17日 12時05分55秒
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