テーマ:介護・看護・喪失(5317)
カテゴリ:90歳
2007/10/15 lunedi
3週間ぶりのマッサージの後、グループホームに薬を届ける。 着いたときは、買い物に行っていて、留守だったが、直に帰ってきた。 急に寒くなったとはいえ、毛皮を着て、車椅子に乗っているので、ビックリ。 今日の夕食は、ちらし寿司にするので、マグロといくらを買いに行ったのだという。 自分の好きな物を買うのでなければ、行くとは言わないだろう。 このところ、特に不調を訴えることはないようだ。 区の老人健診が今月いっぱい。 どうしようかと、この間から、スタッフやケアマネさんと相談している。 このような集団検診でやる項目は、ありふれたもの。 それででも、私の呼吸器疾患を指摘されたりするのだから、侮れないのだが。 先月は2回も血液検査をやっているし、X線だって撮っている。 あとは・・・検尿くらい? 例え、引っ掛かって、更に細かい検査が必要とかになったって、どうする? また同じことみんなで相談? 本人に訊けば、どこも悪くないというに決まっている。 それに、何か大事が見つかったとしても、手術など出来るかどうか、分かんない。 というより、しない方がイイと思う。 そりゃ幾つになったって、手術で元気になる人はいる。 現に、88歳で、大腿骨頭部骨折したのに、歩けるようになった。 が、今の90歳では、入院ということ自体、最も避けたいこと。 この間、病院で点滴したほんの2時間ばかりの間でも、 そこが病院で、周りで、出入りしているのが看護師さん達だということが理解出来ず、 自分で引っ張って外すは、騒々しくてこんな所にいられないと文句を言うは・・・ ほんの数日でも、今の環境が変わったら、混乱して、どうなるか分からない。 おそらく、今できていること、歩くことすら出来なくなるだろう。 もう随分前から尊厳死協会などにも入っていた人なんだし、 医療過誤は避けたい。 こんなことを施設長や、ケアマネージャー、 この間は、更に上の統括長のNさんとも話しており、 健康診断はパス。 インフルエンザの予防接種だけして貰うことにした。 これは、本人がこれまでも積極的にやってきたことなので、 皆さんご一緒に、ということで、お願いした。 グループホームに入って、丁度2年になる。 人の名前、ものの名前が出てこないけれど、判別は出来ている。 スタッフも、最初の頃からいる人とそうでない人、 その人がどんなことをしてくれて嬉しかった、などということは覚えている。 今あったことを直ぐ忘れてしまう、ということはなく、他の入所者と違う点らしい。 しかし、レビー小体型の特徴であるパーキソニズムの方は、 明らかに進行しているように思える。 そして、相変わらず、自分で構築した次元に住んでいるようだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月18日 08時01分39秒
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