テーマ:ё・ぼ・や・き・ё(1790)
カテゴリ:住まう
2007/12/28 venerdi
朝から何だか大きな音がする。 近くの駐車場だったところが売られて、建て売り3軒建つと聞いていたので、 そこから聞こえる音かと思ったら、そうではなく、裏だった。 2月の火事で、半焼した空き家がそのまま放置されていたが、やっと手を付けるらしい。 そしてそれは、とりもなおさず、毎年楽しませてくれてた桜の大木の最後でもあるのだ。 火元の家の上まで掛かってきていた枝は、すっかり焦げて、台風で、大きな枝も折れ、 哀れな姿になってはいたけれど、火から遠いところは大分残っているので、 また年々新しい枝を伸ばしてくれるだろうと思っていたのだが・・・ 根元から切り倒されてしまった。。。 ha-とshunが窓からその様子を見守り、火元のいまは空き地の隣の家の窓からも、 子供たちが顔を出していた。 そこの家と、我が家は、思い出に幹の太いところを貰ってきた。 これとて、脇から出たもので、大本はもっと太い。 工芸品やらいろいろにつかえるはずなのに、無惨に捨てられてしまうのだろうと思うと、 お花見が出来なくなること以上に辛いものがある。 ふと思い出して、薫製など楽しむ友人に電話した。 喜んで直ぐにやってきて、扱いやすい大きさの枝を何本か持っていってくれた。 1つの命が終わる時、何かしら残しておきたくなるものなのだ。 そういえば、お伽噺「花咲爺さん」・・・桜だったよな~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年01月05日 17時55分04秒
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