LA STANZA CHIARA　〜キアラの覚書〜

２００８／０３／２７　giovedi

近くの雑司が谷霊園の内外に、数件のお花屋さんがあります。
お花屋さんといっても、お客さんは、お墓参りの方々です。
お花やお線香をを求めて、お茶をいただいてひと休みします。
昨年のうちに、この鈴乃家さんが、古い建物を取り壊し、最近改築されました。
おそらく、お彼岸を目指して、完成したのだと思われます。


場所が場所、お商売もいわば特殊なものですから、
どんなものが出来上がるのか、ちょっと気になっていたのです。
建築業者は住宅メーカーでしたし･･･

とりあえず、白壁に瓦屋根の和風･･･まあ、いいでしょう。
でも、屋号を染め抜いた布が掛かってなければ、お店とは分かって貰えません。
客を呼び込もうというところがまるで見えないどころか、
お年寄りが多いお墓参りに、この前面階段はないだろう、と思います。
住宅メーカーの限界でしょうか。


中を覗いていたら、人が出て来てしまいました。
写真を撮らせて頂いたこと、お断りして、２・３言葉を交わします。
お彼岸を過ぎたので、今は残りの花だけになって･･･

菊ばかりだったので、買わずに帰ってきてしまいました。