LA STANZA CHIARA　〜キアラの覚書〜

２００８／０７／０３　gio.


毎日、90歳の病院に通うだけで、なんだか疲れて、
気持ちもだんだん沈んでいくような気がします。

今日は、国立新美術館に行ってきました。
これまでは、乃木坂駅から行っていたのですが、今回初めて六本木で降りました。
大通りを入って、美術館へ向かう道は、紫陽花が満開で楽しませてくれます。


うちの近くの瓦やさん、
20年以上も前から、瓦素材の彫刻を造ってはあちこち入賞しています。
いまも、2つの美術展に出品しています。

銀座東和ギャラリでグループ展
そして国立新美術館のアート未来展


この建物、昨年亡くなった黒川紀章の作品です。
ファサードの裏側はこんな風。
天井は高いのですが、ロビーは余り広いように感じません。
この中にいくつかの展示室があるのですが、展示室Aが
アート未来展の会場です。


瓦やさんの作品は、屋外の展示でした。
都議会議長受賞そして会員に推挙されていました。
昨年も確か、特別賞か何かいただいてましたから、2年連続受賞ということです。

仲間内からは、そろそろ瓦職人より造形作家を名乗ったら
と勧められるようですが、ボクはやっぱりかわらやさんがいい
あくまで、アマチュア、といいます。


ところで、この展覧会は、国際公募展。
ヨーロッパやアジアのいろいろな国からも応募されてます。

展示されてる外国作品の中で、異色を放っているのが、
金の額縁にバラの花を描いたもの。
あまりにも正当派といっちゃ～正当派。
これが、イタリアからの応募なのですから・・・笑っちゃいました