テーマ:イタリア語(473)
カテゴリ:イタリア好き
2008/09/05 ven.
夏休み前は随分休んでしまいました。 とにかく91歳のことで、いろいろしなきゃならないことや、 考えなきゃならないことがあって、頭の中にイタリア語のスペースはありませんでした。 でも、もうそんなことは言っていられません。 何しろ、お教室の3人が目下イタリアに行っちゃってて、今日の授業は4人だけ。 2週間後にはもう一人も行くのだというのです。 そしたら3人になっちゃいますけど、その次の週には一人かえってくるかも。 まず恒例のフリートークで、夏休みの話。 私の夏休みは1日だけ。 成年後見申請の為に、登記簿謄本を取りにいった時、涼を求めて 宇都ノ谷峠までドライブしたことを話しました。 いつもなら、フリートークで前半終わり休憩になるのですが、何しろ人数半減で、 直ぐ宿題の答え合わせに入っちゃいました。 宿題も長い夏休みだからと行って、特に多かったわけではなく、 むしろ少ないくらいでしたが、文章のなかの虫食いを、 与えられてる語句nome alteratiで埋めるものがあり、それが、 vestitino, giubbottino, giacconeなど衣類の種類を表す語で、辞書を引けばそれぞれ、 衣服、ジャンパー、ジャケットとコートの間というふうに出てるのですが、 さて、じゃあ文章によってどれが適しているのか?ということになると、 なかなか難しいのです。 なかでも、 Quest'anno per il veglione di Capodanno ho deciso di comprarmi un paio di ___________ rosse. [今年の元日のパーティの為に赤い○○を買うことにした] という文章があったのですが、残っている語は mutandine (パンツ、下着)だけなのです。 え~、なんでお正月のパーティに赤いパンツ? 何とも不思議で、この単語には他の意味があるのかしら? と、いろいろな辞書をひっくり返したのですが、他には見つかりません。 それが、話を聞いてみると、新しい年に当たって パンツやブラやキャミ、ガーター、靴下など、 外から見えないところに1つだけ赤いものを身につけるといい という習慣があるのだそうです。 しかもそれは女性だけでなく、男性も。 決して古くからある習慣ではなく、ここ十年かそこらのことらしいのですが、 日本では昔から還暦に赤いちゃんちゃんこを着るとか、巣鴨のお地蔵さんの通りには、 赤いパンツを沢山売ってたりとかいうことがあるわけで、 イタリアという国は日本と似ている、と思うことはよくあるのですが、またまた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年09月07日 22時35分54秒
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