333757 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

LA STANZA CHIARA 〜キアラの覚書〜

LA STANZA CHIARA 〜キアラの覚書〜

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
2008年10月10日
XML
2008/10/10 ven.

アブサンの置土産


迂闊でした~。
アブさんシリーズの第3作目があったなんて。
実はこの作家、高校の先輩です。

なので、敬意を払った、というわけでもないのですが、
前2作は、文庫派の私がハードカバーを買いました。

アブサン物語   帰ってきたアブサン

2作で終わったものとばかり思ってましたから、
この間出先で、持ってた本を読み終わってしまい、急遽近くの本屋に飛び込んだら、
この3作目が、しかもすでに文庫版で平積みになっていたので驚きました。

そこで、慌てて手に取ったのですが、帯に嵐山光三郎が、
初読の時の三倍泣きました」なんて書いているのです。
普通ならそこで、却下になるところですが、それはそれ、何たって先輩の本だし、
まして猫の話では、読まないわけにいきません。

読んでみれば猫飼いとしては、そうだそうだと思うことばかりだし、
なにより、21歳で死んだアブサンは、今現在20歳半のうめに重なります。
とはいえ、帯に書いてあるように3倍泣くどころか、全く涙は出ませんでした。
それどころか、この本の面白さは、アブサンの置き土産を通して、
村松夫妻の生活が垣間見られることころにもあるのです。

特にミーハー的に面白かったのが、東京駅で降りた村松氏が、3人の刑事に囲まれ、
任意同行されされたくだり。
いつもダンディで渋い氏が、時に怪しく見えるのも、
さもありなんと思ってしまったりします。

ただ、これを機会に、も一度「アブサン物語」から読んでみよう、なんて思ったら、
やはり三倍の涙を流すことになるのかもしれません。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008年10月11日 18時49分56秒
コメント(0) | コメントを書く
[本・音楽・映画・観劇] カテゴリの最新記事


PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

chiarachan

chiarachan

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

chiarachan@ Re[1]:抗アレルギー剤(02/21) ココアさん 眠れるということは、若いと…
ココア@ Re:抗アレルギー剤(02/21)  抗アレルギー剤は、すごく眠くなります…
chiarachan@ Re[1]:いらっしゃいませ あそぼ~ぜさん はじめましてヽ(^0^)ノ …
あそぼ~ぜ@ Re:勘違い(01/27) はじめましてo(^-^)o 新着から来ました。…
chiarachan@ Re[1]:なんとなく(01/16) ココア1942さん 調子に乗って、結構大き…

フリーページ


© Rakuten Group, Inc.
X