テーマ:今日見た舞台(965)
カテゴリ:本・音楽・映画・観劇
2008/10/22 mer.
去年のお正月以来ですから、2年近くもご無沙汰してました。 つい何日か前、正式に取り壊しも決まって、この珍しい桃山風の建物が、 名残惜しく感じます。 理由として、バリアフリーでないからとか何とか言われていますが、 なんといっても戦後そう遠くない時期に再建され、場所柄地盤がいいわけもなく、 しっかりした基礎を作ルお金もなかったのではないかと思うと、確かに不安。 建て替えはやむを得ないと思います。 何で桃山風?とも思うので、今と違うデザインになるのも構わないのですが、 建築学会始め、いろんなところからいろんな声が届いている筈で、 その上で決めるのは、やっぱりオーナーってことなので、 せいぜい恥ずかしくないものを作って欲しいと思うのです。 今日のお目当ては中村芝翫の傘寿祝い「藤娘」 来月のおさらいでtamが踊るからということもありますが 6代目から直接手ほどきを受けたという芝翫の踊りを見ておこうと思ったのです。 も1つの踊り「奴道成寺」も役者ならではの華やかな踊りで、面白かったです。 「重ノ井の子別れ」といえば、子どもの頃から祖母や母に聞かされ、 そんな悲しい話は絶対見たくない演目でしたから、寝るしかない、 最初だから遅れて行ってもいい、くらいに思っていたのですが、 結局観てしまいました。 ほかには世話物の「魚屋宗五郎」 いつも思うことですが、歌舞伎って、ホントに良くできた、 当にエンターテインメントだと思います。 絶対に観なきゃ良かったとか、面白くなかったとかいうことはなく、 いつだって満足して帰ることが出来るのです。 今回初めて近くのサンシャイン劇場のチケット売り場で、 歌舞伎座のチケットも買えることを知りました。 こういうところで、しかも発売から大分経ってから買いに行っても、 高い席でもなかなかいい席は手に入らなかったりするので、最初から、 3階席でいいと決めてました。 でも、前から2列目でしたから、花道こそ見えませんが、持って行ったオペラグラスも 殆ど使うことなく顔も分かり、十分楽しむことが出来ました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年10月28日 16時38分38秒
コメント(0) | コメントを書く |
|