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LA STANZA CHIARA 〜キアラの覚書〜

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2009年04月04日
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カテゴリ:講演会・講習会
2009/04/04 sab.

昭和のくらし博物館

毎年楽しみにいている昭和の暮らし博物館火鉢を囲んで建築の歴史も今日が最後。
結局、4回のうち2回だけ、最初と最後しか行かれませんでした。

この昭和のくらし博物館は今年開館10周年になります。
そして、今日の講師内田青蔵先生の講演も10回目。
毎年欠かさず聴きに来るファンの方もいらっしゃいます。

今回のお話しは、清水組(現清水建設)の彩色図集から、
明治末期~大正の邸宅を見るというもの。
つまり、勿論今のように3Dにも簡単になってしまうCADはおろか、
まだカラー写真もなかった頃、設計図面に色を施し、
施主へのプレゼンに使ったのではないかと思われる色つきの立面図や展開図が、
残されているのです。

建物そのものは殆ど残っていないのですが、それにおそらく、図面だけで、
実際には建たなかったものもあるらしいのですが、
何しろ、当時清水組に頼むようなお宅ですから、どれも名士の豪邸ばかりなのです。
昨今、建物の保存では、あちこちで物議を醸していますが、このような資料も、
当然ながら貴重な文化遺産と言えましょう。
ことに、内部のインテリアや家具調度も書き込まれていたりして、
かつての上流社会の生活も忍ばれます。

そして何より、このような建物を実現させた、
当時の職人さん達の努力と技量に驚かされます。

それにしても、当時は今では考えられないようなお金持ちがいたんだ、ということ、
そしてそのお金持ちというのは、事業を発展させるのは勿論、
立派な文化の担い手どころか、推進者であったのだということを感じます。

それに引き替え、今のお金持ちというのはどのような人たちだろう?

なんてことも考えたりしました。

そしてそして、この彩色図集は、10日まで建築会館で見られるというのです。
行かれるかな~~~





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最終更新日  2009年04月10日 23時18分17秒
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