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LA STANZA CHIARA 〜キアラの覚書〜

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2009年05月19日
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カテゴリ:講演会・講習会
2009/05/19 mar.

チラシ:松平

点字図書館の音訳グループの1人が、
所属している会のワークショップに誘ってくれました。

講師があのNHKアナウンサー松平定知さんと聞いては,
何が何でもと楽しみにしてました。

生で、目の前で聴く声は、まさにあの「その時歴史が動いた」の声です。

始めに、来年1月から始まる「蒼穹の昴」のロケ地に、
作家の浅田次郎さんとスタッフとで行ってきた様子を話してくれました。
どうやら松平さんはナレーションを受け持つようです。

そして今日のワークショップの教材は藤沢周平「蝉しぐれ

松平さんは、ラジオ深夜便で、藤沢周平の作品を読み続けているそうで、
自分のライフワークとも仰っていました。
というのも、仕事がきつくて、睡眠も十分に取れなくて辛かった時、
まだあまり知られてなかったこの作家の作品に励まされ続けたのだそうです。

 浅田次郎も藤沢周平も、素晴らしい作品を書いている、
 素晴らしい作家だということは分かっているし、
 読んだものもいくつかあるのですが、
 ほんとのところ何となく避けています。
 何故かと言えば、絶対に泣くと思うからです。
 藤沢周平でも「三屋清左衞門残日録」は読みました。
 でも、他の作品は、なんだか危ない気がするのです。
 勿論この「蝉しぐれ」にしたって・・・

浅田次郎は、芥川賞の「鉄道員」を読んで、もう懲り懲り。
2度と読むものか、とその時思いました。
蒼穹の昴が名作だとも聞いてます。
でも、美容院の先生が大泣きしたと言ってましたから、やっぱり読めません。

そして、松平さんの読む「蝉しぐれ」最終章は,当に鳥肌もの。
目の前で聴くことができた幸せを感じました。

いつか思い直して、藤沢周平を片っ端から読む日が来るのかも知れません。

後半は、「朝の蛇」の章を、前もって言われてた数人が読んで、
松平さんに講評して貰いました。
褒めながらも、的を射たアドバイスは厳しく,1人1人に具体的な指導をしたうえで、
聴く人に伝えるためには、何度も何度も読み込むことが大事と繰り返されました。





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最終更新日  2009年05月20日 23時11分16秒
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