LA STANZA CHIARA　〜キアラの覚書〜

2009/07/06　lun.


この季節、もとより好天は期待できませんが、朝起きたらお天気は更に悪化。
雲はかなり低く垂れ込めています。


それでも朝の早い時間には、時期的にシラス漁でしょうか、船がたくさん出てました。
漁船の引き上げた後は、傘を差した釣り人が1人。

温泉に入った後、ぎりぎりの時間にやっと朝食。
30分ほどの周辺をクルージングして、帰途につきます。

シャトルバスが三島駅に着くと、折良くクレマチスの丘のシャトルバスがスタンバイ。

勿論クレマチスの見頃は終わっており、ビュッフェその他はまたにしても、
とにかくヴァンジの彫刻をまた見たかったのです。


クレマチスの丘は霧雨の中でした。

他に客の姿は殆どなく、2年前の花の季節、
それも週末に来た時とはまるで違い、
足をぬらす芝生を歩けなかったのは残念ですが、
ゆっくり楽しめました。



クレマチスは、次の花のためにすっかり剪定されてしまっています。
下草の可愛い花もきれいですが、
やっと見つけた白いクレマチス。


ああ、このきれいな蓮の花は、この季節でなければ見られないのですね。
彫刻のオバサン、とてもお似合いでした。


この春ヴァンジさんご自身が来日して、
この新作を搬入されたとか。
その名もプリマベーラ(春)
ボッティチェリの絵を思い出します。

以前あったイタリアンレストランがなくなり、
代わりに新作と同じ名のプリマベーラというレストランがあり、
遅いお昼を戴きました。
久しぶりに美味しいイタ飯に、尋ねてみたら、
内装と名前は変わりましたけど、シェフは同じですとのこと。


相変わらず、文字通りの霧雨の中、小さな旅は終わりました。