テーマ:簡単レシピ(3383)
カテゴリ:フランス人の家庭料理
イタリアには
スカモルツァというチーズがある。 ノーマルなものと、アッフミカータという燻製された 2種類がある。 で、今日はこの燻製のバージョンをご紹介。 形はいろいろあるが、これは小型版。 一番一般的なのは、だるまのような形をしたもので 先端が絞ったようになっている。 「絞る」という単語が、「スカモルツァ」という意味で 語源らしい。 でね、これ。初めて食べたときに 何の違和感もなかったの。 というのは、日本にある「スモークチーズ」そのままなのよ。 でもね、火を通すとやわらかく溶け出して、すっごい糸をひく。 簡単な食べ方はトーストにのせて焼いて食べる。 または、リゾットに入れるととっても美味。 で、今回キアーレはフランス人の友人のある一言から ひとつのレシピを考えた。 「この間、レストランでカラマレッティ(イカ)に、 スカモルツァが詰まっているものを食べたわ。美味しかったの。」 なんだか、聞いただけで、最高のおつまみのような気がして よだれがタラタラ。 早速小ぶりのイカを買ってきてやってみた。 体長15cmほどのイカの足を取り、内臓をとってもキレイに洗い 足はみじん切りにする。 スカモルツァも適当にみじん切りにする。 それを混ぜ合わせ、パセリを混ぜて イカに詰め、爪楊枝で閉める。 フライパンでバターと白ワインで蒸し焼きにする。 それだけ。 いやいや、ちょっと手間がかかったけど 美味しかった! イカの中に詰めたスカモルツァがトロトロに溶けてて ふふぁふふぁ言いながら食べるって感じ。 イカとスカモルツァってとっても合うのねー。 で、食べながらふと、頭をよぎるものがあった。 (どっかで食べたことない、この味???) そう、これは 温泉に向かう電車の中で必ずビールと共に 買ってしまう、あの・・・・ 「いかくん・・・・っ?」 正式名称は「イカの燻製」だろうか、 あれとおんなじ味なのだった。 えーーーえーーーえーーーっ!? きちんと写真まで撮ったのにさ、 これって、日本では作る必要ないってことじゃん。 いかくんを買えば済んじゃうってことじゃん。 なんだよ。おいっ。 というわけで、失敗に終わった公開レシピですが 「いかくん」が好きで好きで、でも 買うことが出来ない地域にお住まいの方々、 ぜひ、スカモルツァ アッフミカータという燻製チーズを 探してみてください・・・・(涙)。 詳しくは↑写真をクリックしてみて。 すごい・・・。北海道で作ってるんだって。 さすがだ。 北海道ってチーズ作りには適した気候なのかしら。 前にモッツァレッラも北海道産が美味しいって聞いたことあるわ。 日本に帰ったら試してみよっと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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