カテゴリ:イタリアのおいしい・安いワインたち
最近、スーパーでよく買うワインのひとつ
「ヴァルポリチェッラ」 イタリアのヴェネト(veneto)州(地図でいうとミラノからもっと右の方)、 ロミオとジュリエットの物語や 野外オペラ劇場があることで有名な 「ヴェローナ」地方で作られてる赤ワインなんだって。 でね、このワイン。 値段はピンキリなんだけど 安いものでも、滅多にハズレはないよん。 ちなみに、キアーレは5~7ユーロくらいのもので 十分満足しています。 この写真のものは7ユーロくらいでした。 味はしっかりしているものの 甘い柔らかい、フルーツの香りが濃厚で 深めのワイングラスで飲むと 鼻にぷわぁ~っと香りが入ってきて 味も香りも楽しめるワインのひとつ。 もし、ワイン屋さんやレストランで見かけたら ぜひ試してみて。 失敗はないと思うのだ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 夕べの話。 息子からある「クイズ」を出された。 「あのさ、一番最初のパーパ(ローマ法王のこと)は なんていう名前か知ってる?」 「え、(・・・・・汗)? ジェズゥ(イエスキリスト)ではないのか?」 「違う! サン・ピエトロだよ。バチカンの真ん中の広場の名前! なあ、イタリアの常識だぜっ」 「お、そうなのか。勉強になったよ。ありがとう。なるほどね」 はっはぁ~ん。 どうやら、ヤツも学校で 同様にクイズを出されて答えられなかったんだな。 だから母にクイズしておるんだろう・・・。 まあ、いいさ。うっぷんを晴らせたか? 新ローマ法王の誕生で イタリアのニュースは日々、バチカンを映し出している。 息子の学校でも 宗教の時間に、ローマ法王の死去や誕生について また、コンクラーベについてなど、 シスターから教えてもらっているらしい。 そして日々、祈りをささげているとのことだ。 (息子はクリスチャンではないが、勉強だけ 他の生徒と共に受けさせてもらっている) イタリアの学校には日本の「道徳」のような授業がない。 しかし、この宗教の時間に 人間として生きていく上で大事なことを、きちんと学んできてくれている。 すばらしいではないか。 日本ではきっと高校の「世界史」の授業等で 習うようなことを、またはそれ以上のことを 小学校4年生の息子は、今学んでいる。 新ローマ法王の誕生という 歴史的事実の瞬間にあわせ、このイタリアで 学ぶことができている。 どうか、息子よ、 この今の体験を忘れずにいてほしい。 君の歴史にちゃんと刻み込んでほしい。 きっと君の人生に必要なことなのだから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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