カテゴリ:ミラノのスーパーマーケットでお土産選び
小さいころ、
父親がお酒を飲んでいる膝の上にのって よく、おつまみを食べていたキアーレ。 「この子は酒飲みになるぞー」と 親戚のおじさんたちから言われていたが、 まさに、その通りに成長いたしました。 おほほほ、予想通り♪ その頃、よく口にして たまらなく好きだったのが 「サラミ」。 飴のように、両端がつぼまっているものとか 薄く切られてて、自分で皮を剥くものとか、 あの、油っぽさがなんとも大人の味でした。 で、イタリアに来て サラミを何の気なしに、口にしました。 「え、何、コレ? 美味い!!!!!!」 そう、サラミ。 とっても美味しいの。 まず何が違うかって、しょっぱくない。 塩味はほとんど感じない。 ラードの油身の、こってり感と 黒胡椒のピリリとした感じと にゅわっとした肉触。 「うううううう、美味い」 コレにはまったキアーレは しばらく、赤ワインのお友に サラミを買い続けたのであった。 コレさえあれば、ワインはいくらでもいけるんだって。 で、最近ハマッているサラミが コレ。 クレモナ産のサラミ。 黒胡椒の粒とニンニクの風味が特徴だ。 「クレモナ」とは、バイオリンを作る地として有名なイタリアの町。 近所で開かれる毎週木曜日の朝市で ハムやサラミ、チーズを取り扱う出店で 売っているのだ。 1本、5ユーロ。安い! コレがまた、たまらなく美味い。 全く塩味は感じない。 指で押さえて、ムニュ~っとつぶれるほどの 柔らかさ。 半生状態。 ちなみに写真のサラミの下にある木は サラミ専用のカッターボード。 これが「通」な、まな板なのだ。 (イタリアでは普通に買える) 生ハムやサラミって、 ヨーロッパではイタリアが一番美味しいと キアーレは思うのだ。 って、さほど比べたことはないが パリで買った同様のものに比べたら イタリアのものの方が、かなり美味しかったと記憶する。 (パリ在住の方、ごめんなさい) なので、今後サラミをご購入する際には ぜひ、「イタリア産」を選んでもらえたらと思う。 一番選びやすいのは、トスカーナ地方のものだと思う。 やはり、塩味が控えめで半生が美味い。 イタリア南部、ナポリ方面のサラミは唐辛子が効いていたりして コレもまた美味。 ちなみに、キアーレの愛読書 「salumi&vini」(サラミとワイン)という本によると このクレモナ産のサラミにあうワインは Gutturnioというワインや Lagreinというワインらしい。 少し若めのワインでサラミの脂身を 楽しむのがいいらしいぞ。 シュワシュワした赤ワイン(frizzante/フリッザンテという)も ピッタリらしい。 前菜としてね♪ おほほほ、なんだか本日のキアーレ 「なんちゃって」ワイン通 & サラミ通って感じかしら♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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