|
カテゴリ:本
2007年秋にラマチャンドラン博士の脳のなかの幽霊を読んでから
既に1年ちょっと。 こちらの本は乳がんの温存か全摘かを非常に悩んだ時期に読みました。 昨日久しぶりに図書館でもう一度ラマチャンドラン博士の本を読みたいなぁと探したのですが なかったので、こちらを借りて来て読みました。 脳は奇跡を起こす こちらの書評は某熱帯系書店のレビューが素晴らしいので、興味ある方は見てください。 私の読後の感想は・・・ 自分の性格や、病気になった時&手術後の現在の不安感、昔から持っている 心配性&物事を悪い方悪い方に考えてしまう癖について、見方を変えられそうな内容でした。 ぐるぐると悪い方へ考えてしまう癖は、もう仕方ないと思っていましたが 昨年の手術後あたりから考え方を変えるよう意識して過ごして来ました。 そのことも、間違ってないんだ!って思わせてくれる内容だったのも私には良かった。 心配事はぐるぐる考えずに一度ストップするとか、無理にでも楽しい事を考えるとか そういう練習が、わたしには必要みたい。 この本は、脳の構造に障害を持った方の話や、ケガの後で脳の訓練をすることで回復した例、 変な性癖をもつ人の育ち方の話(破壊的な女性しか愛せないとか)、過激なポルノにはまっていく 人の脳内の解説(これを読むと、ただ単に「エロネットサーフィンをやめろ!」と 言うだけでは難しいことが分かるのかも)、あとはごく普通の愛情を表現できて生活できる ための親子関係のキモは1歳前後のごく幼少期の母子関係が重要である、とか わりと、いろーんな人が興味を持って読める内容だと思いました。 精神や神経の学者のことを、患者の実例を挙げて紹介されていますので 将来そんな方面の勉強をしたいなぁなんていう若い人が読んでも良いし、 子育て中の人が読んでも損はないはず。(小さな子から、大きな子まで^^;) 本は1年程前の2008/2/29に出版された、古くないものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/01/21 06:49:14 PM
|