ついに完結。新井素子の本。
この歳になって、コバルト文庫を買うことになろうとは………(笑)新井素子『ブラックキャット』がついに完結しました。私が読み始めたのは中学の頃からなのでかれこれ15年。実際に最初の話が出てからは20年経つそうです。素ちゃん(ファンはこう呼ぶ方が多いです^^)はご自身も『遅筆』を認めていてファンにいつも申し訳ない!と後書きに書いているのでファンも温かい目で見ていると思います。私もその中の一人です(笑)実はまだ読み始めたばかりで内容は紹介できないのですが、こうも間隔が長く開くと、前作の内容を思い出すのに時間がかかるんです。登場人物のこと。さすがに主人公レベルでは覚えているのですが…脇役になると読み進めるうちにやっと『おぉ!そうそう、この人はこういう感じ…』と思い出す状態です。最初から全部読みなおしたいけど…全ては実家に^^;素ちゃんの本を読み始めて長いけど(私的には人生の半分のおつきあいだ!)遅筆でなかなか本にならないけどそれでも読んでいるのはやはり面白いからでしょうね~。ブラックキャットに関してはもう最後を見なければ落ち着かない!という思いもあるんだけどね^^やっと完結!でも、淋しい感じもするんです。長い時間読んできた物語だから?読んでいても自分の中に登場人物が長く残る感じです。まるでガラスの仮面のマヤになった様な気分。(これわかります?笑)夜眠る前にゆっくり読み進めています。なんだか、少女の頃の自分と一緒に読んでいる様な…そんな錯覚を起こしそう^^今回出た本の正式なタイトルは…『ブラックキャット? チェックメイト 前 後編 新井素子』です。