けせらせら

先日のブログにも書きましたが、私の愛読書は『鬼平犯科帳』。

２０００年に文字の大きい（大事なポイント）新装版になったのを買い求め・・

年に３回は読み返しています。

前に読んだ時には何とも思わなかった長谷川様のお言葉が、いちいち腑に落ちます～(>_<)

娘と向き合いながら「これも（鬼平に）当てはまるな～」などと思っていたので、娘に「聴いてない」とおこられました(^^;)



それは、浮き世のしくみ。

長谷川様風に言えば・・

「人が何か仕出かすことは、必ず、何らかの結果をまねくことなのだ。当たり前のことだがね」

・・となります。

行動には結果がついてくる。

ほんとに当たり前のことなんですが、ついつい忘れてしまい、その結果にあたふたしてしまうんですよ私は～(-_-)

どんな結果が来ても、それは自分の行動がまねいたこと。

・・そんな覚悟ができていれば、あわてる事無く、イロイロ受け入れられるのでしょうか。

それができていれば、苦労はないな・・と思っていたら。

最後に長谷川様がど～んと言ってくれました。



「そのかわり、つまらねえ世の中になってしまうだろうよ」



泣いたり笑ったりぐるぐるしたり後悔したり・・生きるってことは、すべてひっくるめて生きることよね・・

みんな覚悟ができてる人ばかりなら、人類がぜんぶお釈迦様になってしまうわ～

・・と納得の読書のひととき。