4年生の娘のクラスで、
「今日のキラキラさん」だっけ?
(名前は不確かですが・・・)
みたいなことをやっています。
毎日帰りの会の時に、
お当番さんが、
「今日、キラキラだった人?」
と聞きます。
すると子どもたちが手を上げ、
「今日、○○さんが、ゴミを拾っていました。」
「○○くんが、僕に優しい言葉をかけてくれました。」
などと、みんなの前で言うわけです。
するとその度に、
みんながその人に向かって、
両手をひらひらさせて、
「キラキラ」と言うのだそうです。
一見、とてもいい事のように思えますよね。
みんなの良いところを見つけたり、
これをきっかけに、
積極的に人に親切にするようになったり。
でも、
私はずっと、
何か違うんじゃないかなと思っていたのです。
そして今日、
娘が家に帰るなり私に言いました。
「今日ね。キラキラさんになれなかったのが、
ひとりだけで、
その子、泣いちゃったんだよ。」
聞けば、その子は、
体も小さく、目立たない、おとなしいタイプで、
でも、とてもやさしいいい子なのです。
クラスの中では、
キラキラさんを意識して、
わざとらしい親切をこれ見よがしにする子もいるらしいし、
何だか、最近いやな感じになっていたようです。
やっぱり、
「何かが違う」と思ったのは、
間違っていなかったようです。
聖書のことばをふと思い出しました。
「人に見せるために、
人前で善行をしないように気を付けなさい。
そうでないと、
天におられるあなた方の父から、
報いが受けられません。」
「あなたは、施しをするとき、
右の手のしていることを
左の手に知られないようにしなさい。
あなたの施しが隠れているためです。
そうすれば、
隠れたところで見ておられるあなたの父が、
あなたに報いてくださいます。」
(マタイ6:1,3~4)
人間を越えた大きなお方を知っているかどうかで、
生き方が大きく変わります。
人の評価ではなく、
神の評価を意識して生きるとき、
本当に正直な生き方ができます。
なぜなら神さまは、
私の心にあるものを問われるから。