映画自体は、アメリカとハンガリーの配給だけれど、ドイツが生んだ偉大なる音楽家「ベートーヴェン」の映画だから、観てみたわ♪(^ー^)ノ
まず一番のツッコミどころは、ベートーヴェンが英語喋ってるやんー!!( ;@Д@)
映画の舞台はウィーンだけど‥ウィーンも英語圏と違うわよね‥(^^;; 全編ドイツ語の映画だと思っていたから、ビックリ☆
映画「SAYURI」で、日本人の旦那や芸者が皆、英語を喋ってるのと同じくらいの、違和感だったわよ‥(^^;;
主人公は、アクションのイメージが強い、エド・ハリス♪ ヒロインのアンナは、美人さんのダイアン・クルーガー♪(^-^)/
でも、このヒロインのアンナは、美人だけど架空の人物なのよね、萎えるわ〜( ;´Д`) ベートーヴェンとの関係も、なんかよく分からないし‥
ベートーヴェンと恋愛関係にあった女性はたくさんいるんだから、誰か出してこれなかったのかしら‥☆
で、最大のツッコミどころは、第九の初演で、耳が悪いベートーヴェンのために、アンナが陰で(ベートーヴェンが見える所で)指揮をするの!o(@▽@)oドヒャ!
指揮者を指揮するって、そんなこと出来るん?! アンナ「入りのタイミングだけ‥」とか言いつつ、最初から最後までガッツリ指揮してたし!(@@;;
‥と、こんだけボロクソに書いたけど、この映画がトンデモ映画にならなかったのは、ひとえに、第九初演シーンが素晴らしすぎたから!
迫力あるオケと合唱隊、指揮者(アンナもいるけど(^^;;))交響曲に合唱を入れるという初の挑戦が成功に終わった時の、観客の歓喜!
音響も良くて、大迫力! 第九という人類の宝、素晴らしい音楽が、この映画を救ってる! なのでここだけ、観る価値有り!(笑)
‥でもな〜、やっぱりなんかちょっと違うんよねぇ‥☆ベートーヴェンが何度も「私は神とひとつになる」って言ってるけど、
第九の「歓喜の歌」ドイツ語の訳は、「この音楽の聴衆は神とひとつになる」だったような‥
第九の生みの苦しみはさぞや、職業作曲家といえども命を削って創った、演奏時間2時間という大作の交響曲なんだから、
やはり、神と融合するのは聴衆でなくては、歓喜と拍手は起こらないし、ベートーヴェンもそれを望んでいたと思うの☆
芸術家って、どんなジャンルでも、「創りたいから」、「やりたいから」がモチベーションだろうけれど、
究極のところ、観た人をビックリさせたい、感動させたい、喜んでもらいたいという思いはあると思うわ(*^^*)
ちえぞうの、ベートーヴェンへの思い入れもあるだろうけど、そういう意味で、セリフのあちこちに違和感がアリ‥( ;´Д`)
ちえぞうだけでなく、それぞれの心にベートーヴェン像があるだろうから、こういった偉人映画は、なかなか難しいわよね‥☆
↑ ベートーヴェンにたびたびお金を無心する、才能無きピアニストの甥。オメーは才能あるなし以前に、努力不足yo!ψ(`∇´)ψカッ!
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