地図のお話

本日、丹沢Eコースにて、
第一回の地図読み講習会を行いました。
参加者は３名の女性です。

空には暗い雲が立ち込め、
歩き始めて30分もすると粉雪が舞い始めました。
講習会を行う上では、たいへんよろしくない天候だったと思います。

けれど、ほんとうに面白かった。
机上講習１時間半と実地講習３時間は、
あっという間に過ぎ去ってしまいました。

きっと、参加した方々の明るさ、
そして、講習に臨む気持ちの強さのお陰だと思います。

見る見る間に木々に雪が積もっても、
こんなきれいな景色めったに見れないものねー、
と笑う余裕をみなさんがお持ちでした。
実際、しんしんとした山の静けさを、
満喫することができました。

「道のない尾根を歩くのって、こんなに楽しいんですね」
という感想も、共通のものでした。
コンパスが目的物に真っすぐ向かったときの胸のすくような気持ち。
予想した通りに尾根が分岐していたときの感動。
地図を読むことの楽しさと奥深さを、
余すところなく体感していただけたと思います。

記念となる第一回の講習会は、
私にとっても、想像していたもの以上にやりがいのあるものでした。
参加してくださった方に改めて御礼を申し上げます。
ありがとうございました。