地図のお話

昨日、第二回の地図読み講習会を丹沢Ａコースにて行いました。

現在地確認のポイントを、欲張って44箇所も設けたためか、
下山時刻は４時になってしまいました。
予定を１時間オーバーです。

地図読みのキーとなる山が一つあって、
それを参加者のみなさんと一緒に、
私にとっても経験がないくらいに、
じっくりと、行程のさまざまな地点から眺めつくしました。

小さなピークがいつの間にか壮大な山になっていたり、
気づくと、連山の一角をなしていたり。
まるでマッターホルンのように
見る角度によって姿を変える山の不思議を堪能しました。

天気は、予報が外れて冷たい風の吹きすさぶ、
寒い一日でした。
このコースの売りである相模湾の眺めも、
かすんだ水平線がちらりと見えただけ。

けれど、ただ歩くだけでなく、
何かに夢中になっていると、
そういうことはあまり気にならないものですね。
ほんとに楽しい一日でした。