地図のお話

昨日、丹沢Dコースにて、４回目の地図読み講習会を行いました。

天気予報は晴れ。なのに、またしても大ハズレ。
しかもかなりの氷雨。
コンパスの回転盤を回す手がかじかみました。
それでもやっぱり楽しめてしまうのが、
技術講習という、目的のある山歩きの強みでしょうか。

今回歩いたDコースの尾根は、ほとんど踏み跡がなく、
地図が読めないと、にっちもさっちもいかないところです。
けれど、やぶは所々にうっすらとしかなく、
現在地確認のための材料となる支尾根は、
はっきりと確認できる。
昨秋ルート設定したときも、これはいい、と感じていたのですが、
今回実際に講習を行ってみて、改めて、
地図読みの能力を磨く点で、理想的だと思いました。
参加者の方に、よくこんなルートを見つけましたねと、
おっしゃっていただいたときは、ほんとにうれしかったです。

さて、今回の講習には、
このプログの前の日記に、２件のコメントを寄せていただいている、
せっきーコアラさんという、異色の山男が参加されました。
山岳耐久レースやトライアスロンでも活躍されている、
バリバリのアスリートです。
オリエンテーリングの経験もあるということで、
はたして私の地図の読み方が、どの程度参考になるのかなと、
いささか緊張していたのですが、
沢の読み方など、何かを感じ取っていただいたようで、
肩の荷を降ろした気分です。

せっきーコアラさん、
お疲れさまでした。
そして、こちらこそ、ありがとうございました。
失礼ながら、雨雪男対晴れ男の戦いは、
私が完勝させていただきました。

それにしても。
風呂で見たコアラさんの体型、そして筋肉。うーん、すごい。
それに比べ、私の腰周りに付着する必要のない肉。
うーん。ちょっとやばい。