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カテゴリ:地形図の話
長らく更新を滞らせてしまいました。
青森県弘前市へ桜の講演に出掛けたり (何を隠そう、私は桜博士(^。^;) ?なのです)、 山渓から7月に出す地図読みの本を構成したり、 引越しの準備をしたりと、あわただしく過ごしておりました。 昨日12日(土)は久しぶりに、地図読み講習会を、 丹沢Cコースにて行いました。 参加者の中に、同じ山の会に所属している方がいらして、 元々しめし合わせていたわけではなく、 駅で「あらーっ」「わーっ」と、 感動の再会(?)となりました。 屏風岩岳の稜線には、所々に雪が残っていました。 まだ芽吹かない木々の枝越しに、富士山が霞の中から現れては消え、 何度も足を留めました。 道中1組の登山者にしか会わない静かな山旅でした。 屏風岩岳から一般ルートになっていない尾根を下りていくと、 みつまたの大群落があり、綿ぼうしのような白いつぼみが、 森の一隅を雪が被ったように飾っていて、 全員でかたずを飲んで見つめました。 参加者の方に教えていただいたのですが、 その昔、紙の原料にするために地元が植えて、 そのまま放置されたものが、自然に増えたのそうです。 思いがけない光景に、とっても得をした気分でした。 身近な山にも、知らない魅力がまだまだ秘められているようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年03月13日 10時14分28秒
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