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カテゴリ:よもやま話
昨日、イラストレーターの中村みつをさんの
個展に行って参りました。 山を題材にした明るくほのぼのしたタッチは ヤマケイなどでよく目にするので、 中村さんのことはご存知の方も多いと思います。 というか、ものすごい有名人ですよね。 今回の個展は、 山の風景を描いたおなじみの作風に加えて、 いつも1人ぽっちの山猫シリーズや、 人目を忍んで里に現れたお月さまシリーズなど、 寓話っぽい作品もあり、 これまた中村さんの人柄が映し出されていて、 みつをワールドにどっぷり浸れます。 お店の方が、 「この山猫は中村さんの自画像じゃないかと思うんです」 と話していました。 私も全面的に同感です。 実は私は中村さんには 個人的にお世話になったことがあるのです。 9年前に結婚したとき、 披露宴の引き出物にしたバンダナの原画を 中村さんに描いていただいたのです。 2人がザイルを結び合っている絵で、 それぞれの特徴がよく表れていて、 それがあの、「みつを画風」になっているのですから、 当然、我が家の家宝になっているわけです。 中村さんの絵を見るたびに、 私はいつも、変わらないことの偉大さを感じます。 画風とはうらはらに、 川底に深く挿し込まれた木の杭のような力強さを感じるのです。 個展は原宿のギャラリー「オーパ」 (渋谷区神宮前4-1-23 03-5785-2646) で10月5日まで開催しています。 原宿駅から裏原宿をぶらぶら行くとちょうどよい散歩になるので、 お時間がある方はぜひいらしてみてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年09月28日 22時16分22秒
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